ジャンプコミックス ＢＡＳＴＡＲＤ！！ 〈８〉

萩原一至

集英社（1994/08発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p
• 商品コード 9784088710709
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Die-Go]

電子無料版。Ωアビゲイルはふざけた野郎かと思いきや、この死をもって物語の区切りをつけるほどの影響力のあるキャラだった。侍BOYS登場でここから趣を変えた面白さが出てくるのよね。★★★★☆

2022/10/14

[ゼロ]

長きに渡って連載されてきた闇の反逆軍団編は終わる。無敵の魔王DSも、一人の女性の前には人間でしかなかった。ヨーコの意思の強さは、この頃から垣間見ることができた。ある童話のような伝説を聞き、私たちは知る。破壊神との戦いは400年前から続く伝説なのだと。主人公が影を潜めながら始まる地獄の鎮魂歌編。アビゲイルとの戦いから2年が過ぎ、ヨーコも大人になり、カラは支配する情勢。魔戦将軍や侍などの新キャラが多く登場し、新たなる物語に向けて動きだそうとしている。巻末の呪文書を見ると、TRPGをやっていたんだなと感じます。

2014/05/31

[いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00％完了】]

*キリスト教ＳＦ･８巻*かつて世界を支配せんと欲した悪の魔法使いダーク・シュナイダー｡彼は今､世界を守るために戦っている！そしてついに異形の邪神を蘇らさんため､かつての配下アビゲイルが猛悪の力で襲い掛かる！そして激闘の果て､ついに次章の幕は上がる！――８巻に及ぶストーリーの果てに､敗北から新章が始まる…｡そして本書の"ある挿話"によって､敵対する存在がどれ程､恐ろしく強大なのかを明示することで､逆転劇がご都合主義では解決不能な事態であることを読者に痛感させる！相変わらず物語のキレが絶妙！良書です！

2013/07/13

[こた。]

最近、呪文書とか、そういったおまけページのつく漫画ないなぁと思ったけど普通におまけ漫画つくマンがあるよね。

2013/06/17

[Fumitaka]

アーシェス＝ネイは女戦士として登場し、DSと和解して以後の前巻あたりからは打たれ弱さが描かれるようになったが当時の反応はどんな感じだったんだろう。「汚ねェぞ！！」「ありがとう！！ 最高の誉め言葉だ！」（pp. 55-6）ひょっとして『ギャグマンガ日和』のこんちゅうハカセの話とかの始祖もしくは最初期の一例か？　「ファンタジー世界に見えて実は文明崩壊後の遠未来」という設定も。アンスラサクスがアビゲイルに代わり敵側の領袖になる。ただ威厳のある風に見える敵も全部口調が割と同じなのがやや瑕瑾と言えば瑕瑾でしょうか。

2024/01/21