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出版社内容情報
全中二連覇を達成させ、2年になり才能を開花させる「キセキの世代」。だが周りとの力の差から亀裂が生まれていく。そんな中、紫原との対決で赤司も覚醒する。その覚醒が帝光中バスケ部崩壊をさらに進めていき…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
114
光が光として存在する意味を失い、必要とされなくなった影はその場にとどまることも出来ず。だから黒子は誠凛高校に進んだのか・・・と、納得。帝光バスケ部内で噛み合っていた歯車の1つにヒビが入ったところから、チームとして修復不可能なまでに壊れていく様が描かれた巻でした。この過去の上に今の彼らがあるのだとわかると、キセキ組の強さがありえないレベルであろうが、それぞれの繰り出す技名が失笑ものであろうが、そんなことは些細なことであって、それぞれに居場所が出来て、『仲間』が出来たことこそが凄いことなんだな!と思えました。2014/03/12
exsoy
74
まともに勝負すらしてもらえないのはきっついなぁ…2013/12/13
kanon
63
正直言うと本編の記憶はあまりなくて、この過去編の記憶が鮮明に残っている。個人的にも過去編のほうが好みである。だが、だがしかし!この過去編を読んだ今となっては、本編のほうも面白く感じるのではないか?と急に思ったので、読み返してみようと考えている。まああれだよね、時系列的にはこうなってるわけだし!高校でバスケをやる意味が明確にわかったし。それで、今まで過去編とか本編とか分けてたけれど、過去編も紛れもなく本編の一部なんだと改めて思った。欠かすことの出来ない、描くことは避けられない、場面なのだ。よし、再読します!2013/12/18
蝶よ花You
57
思春期の情緒不安定な時期の無心で無慈悲な大人の介入。なるほど。これが「キセキの世代」の心を決定的に壊した理由か。私利私欲の為に生きられる大人のなんて身勝手な事か。無償に腹が立ってしまいます。そして、あれが黒子が荻原くんにしてしまった取り返しの付かない事。黒子に責任があるか?と言われれば間違いなくない!としか言いようがありませんが、黒子が気に病むには十分な出来事ですよね。これまた大人の勝手な意見かもしれませんが、どうか黒子の為にもどこかで荻原くんがバスケをしていますように。2014/07/21
あっちゃん
53
読み進めてくのが辛かったです。もう表紙から辛かった。誰も悪くないんですよね。悪いのは理事長だと思います。笑 この過去を考えると黒子は凄いですね。ずっと人の想いを背負って、リストバンドに込めて戦ってきてたのか…。いつかまた荻原に出会える日があってほしいです。 しかしこの過去をもって考えると、帝光メンバーを黒子は変えていってるから、そうなると次は赤司の番なわけで…。もしかしたら洛山に勝ったら赤司は元の人格に戻るかもしれませんね。2014/03/22
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