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出版社内容情報
正体不明の音楽ユニット“シアロア"。ネット上でのみ楽曲を配信し、その実体は謎に包まれている。しかし彼らの曲は多くの人々の心を掴み、影響を与えていく。作者自身の音楽活動とリンクしたシンクロワールド!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
7
Ｂ：正体不明の音楽ユニット、シアロアをめぐる物語。音楽が絡む作品は好きなので迷わず購入。雰囲気が良かった。同時発売のＣＤ聴きたいなぁ2012/08/17
歩月るな
4
『深海と空の駅』これはなかなかきっついなぁ。（駆け落ちを期待した）切ないやぁ。『none』見開き最高ですわ。音楽やってる人の部屋、空間。無気力感。でもなぜか心地よい。一つ一つの物語の中の繋がりも。小西、好き。「有名になるってどういうこと？」「少し…息がしやすくなる気がする」クレジットを見ると『人魚姫』の原案は赤坂アカ氏なのね。現行の『フジキュー』も読みたいの。2015/05/02
教え子と旅する男
4
自分も音楽をしているので手に取った１冊。 短編集で、各々の話が繋がっているのも在り。 思春期の迷いとか、葛藤とか 素敵だと思う。自分と重ね合わせて読んだ。 音楽の方も聞いてみたいと思う。2013/01/07
たか
2
表紙に惹かれて買った。退屈の群像でミナがあの自分に備わっている能力？才能？のようなもののことを記者に向かって話したときの話が繋がったときに久しぶりに読んでてぞみっとした。でも、そんな能力があってもこれまでのミナ自身の感情は希薄で本当に自分が感じたものを歌にすることは無かったけれど幼なじみのサエを好きになって二人でシアロアとして人前で顔を出して歌うことで自分の気持ちを見つけて行くというミナが成長していく話でもあったからとても良かった。ただ、単行本一冊だからしょうがないけど、長い話で読んでみたいなと思った。2014/09/17
オリハラキリエ
2
Webで全部読んだ後、自分でも買ってしまいました。連作短編集なのだけれど全体的な雰囲気が好き。「シルク」が一番好き。男の子がヘタレ手いるところも含めて。 たぶんまだ、Webで読めるから、お試しででもどうぞ。空気感が伝わるといいなあ。2013/10/21
