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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃりんこママ
18
この巻は、離婚によって親に見棄てられ、麻薬に手を出す生徒永岡の堕ちて行く経過が中心。拗ねた「機能不全家庭の子ども」は、一度堕ちたら誰も助けてはくれないのが現実だが、同じ様な身の上としては身につまされる内容。「父性の欠落」の原因となったエイジの父親がホームレスとなって登場。解決が気になるけど以下次号。2014/06/13
みかん@道北民
4
ドナドナのため再読。永岡圭太問題の巻。一体どんな風に育てれば心健やかになってくれるんだろうと考えてしまう。小さいときにはそんな時期もあったろうから、最終的には卓也を助けてくれたんだろうけど。１巻でエイジが言ってた人間は社会的生物だからそこで役に立ったと思えるようにならんとだめってことかな。2024/05/12
かなっち
3
永岡圭太の堕ちっぷりが、ただただ胸に痛いです。そして、教師にも生徒の好き嫌いはあるでしょうし、同じ教育実習生でも熱かったりクールだったり…様々ですよね。読み進める内に、2章は皆の過去との決別かなと感じるようになりました。圭太を助けたあのホームレスは、きっとエイジ先生の身内なんでしょう…ね。2021/06/17
きなこチロル
2
教育実習生が入ってきて温度差に戸惑う。それから両親が離婚しその寂しさを紛らわすためか泥沼にずぶずぶはまってしまった永岡圭太。誰かに見てもらいたくて。教師を刺してしまい逃げた圭太はホームレスのテツと出会う。テツとは…？家族かぁ…家族って何だろうなと。間にミカとマサキ。ミカかわいいなぁ。2015/09/08
みかん@道北民
1
堕ちるのって簡単なんですかね・・・。うう、怖い。「キミは教師だろう？」ってエイジ同じ事梶井先生に言ってたよな。自分のできることを少しでもしている圭太はやっぱり根っこはそう悪い子ではないんだろうな。エイジを見た時のテツさんの表情は・・・色々考えてしまう。2012/07/05
