クイーンズコミックス モーニン！

川富士立夏/黒沢明世

集英社（2004/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 266p／高さ 18cm
• 商品コード 9784088652559
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[cuna]

葬儀に際する悲喜こもごもを、葬儀会社に新卒で入った女の子の視点で描く。目新しいキャラクタ設定やストーリー運びではないけれど、挫折と再生、現実と希望など、両面のアプローチがきっちり描かれていて好感が持てる。これから物語が動き出しそうな気配もあるのに、続刊がないのが残念。

2009/12/24

[misia]

主人公の稚拙な感じにイラッときたりもしましたが、成長物語としては必要な要素。原作が川富士立夏さんだけあって軸は面白いです。黒沢さんの現代劇の作画も素敵ですが、私としてはやはり時代劇ものがしっくりいきます。またお二人での新しいシリーズが読みたいです。

2016/05/03

[ひろさん]

新刊が手に入らず古本を入手しました。「みをつくしシリーズ」で有名な高田郁さんが”漫画原作者”として「川富士立夏」の名前で書かれた漫画です。 出世花を読んだ後だったので、この取材が出世花のきっかけになったのでは？と想像しています。 人の死の場に立ち合う仕事を選んだ、若い新卒女子大生の就活＆成長物語です。10年前の漫画ではありますが、大変参考になりました。

2014/12/01

[sa-ki]

失敗を繰り返しながら、一歩ずつ成長していく主人公が微笑ましい。しかし、これから・・・というところで終わってしまい、単なる葬儀屋の仕事紹介になってるのが残念。主人公とは対照的な専務の甥や、有能で迫力美人のチーフなど、脇役も存在感があった。

2010/02/17