集英社文庫<br> 上杉鷹山の師 細井平洲

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集英社文庫
上杉鷹山の師 細井平洲

  • 童門 冬二【著】
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  • 集英社(2011/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087467802
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「勇なるかな、勇なるかな…」
米沢藩の財政破綻を救った名君、上杉鷹山。その師は、武士だけでなく、町民や農民にもわかりやすく学問を広めた細井平洲だった。鷹山の改革を支えた人物と、その教えとは? 歴史評伝。(解説/松平定知)

内容説明

借財、なんと十数万両。破綻間際の米沢藩に迎えられた若き藩主、上杉鷹山は、検約を徹底し財政改革に取り組む。しかし因習にまみれた藩の改革は並大抵のことではない。鷹山を支えたのは「治者は民の父母であれ」という、師の細井平洲の教えであった。「恕―大切なのはやさしさと思いやり」等、日本人の美しい心を愛した“へいしゅうせんせえ”の言葉の数々。困難なときにこそ読みたい感動の一冊。

著者等紹介

童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年10月東京生まれ。44年海軍土浦航空隊に入隊するが翌年終戦。戦後は東京都庁に勤務。知事秘書、政策室長などを歴任。退庁後は歴史小説やエッセイを執筆。組織と人間をテーマに講演活動も積極的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゆみねこ

29
米沢藩の財政危機を救った上杉鷹山の師、細井平洲。江戸は両国橋のたもとで並みいる芸人たちに混じり自分の学説を淡々と語る一風変わったこの学者は、日向の高鍋藩という小藩から名門上杉家に養子として迎えられた治憲、後の鷹山の師として米沢藩の改革の一端を担う。平洲の話法は「難しいことをやさしく語る」。真の教育者はかくあるべきと思った!役人用語や法律用語は、常々分かり難いと思っている。人に物を教えるには、自分がわかっただけではダメだということが良くわかった。2013/03/13

ロビン

13
米沢藩の経営再建を行い藩の危機を救った名君・上杉鷹山と師である儒学者・細井平洲の師弟の温かな関係と、その藩政改革の闘いを描いたもの。「治者は民の父母たれ」「勇なるかな、勇なるかな」との平洲の教えを深くまた素直に心に刻み、抵抗勢力にも負けず、率先垂範で実際の政治のなかに、米沢の人々の心の中に落とし込み、浸透させていった鷹山。実学を重視し、象牙の塔の中で難解な理論を高みから語るような学者を批判し、生活にまた人生に活きる学問を、分かりやすい言葉で教えた平洲。師を持つ身として弟子として鷹山が素晴らしいと感動した。2023/04/25

KNJOB

7
私自身、お世話になっている方にお伝えしたことがある、「いなくても在る存在感」。決して多くを細かく教えていただくわけでもなく、要所要所で考えるきっかけを頂ける、その有り難さをしみじみと感じながら、拝読しました。その方から勧めていただいた上杉鷹山と、細井平洲の本。今のビジネスに置き換えて考えることができる本当に素晴らしい内容でした。自分の仕事の役割を拡げることが出来た時に再読することで、感じ入る部分が変化するような、そんな事も感じました。繰り返し+αが多いおかげで頭に凄く頭に入ります☺ホントよい本だった~☀2021/11/13

ひとしろっく

7
家康に知行を減らされて赤字で苦しむ上杉家の婿養子となり、見事にお家を建て直した上杉鷹山。そして、その師である細井平州の物語。本家の人間でないため、重役達の反対にあいながらも改革を進める鷹山の手際も見事だが、それも平州の教えあってのもの。平州のすごいところは、昔からの学問を、今の時代でどのように活かすかを、誰にでも分かるように簡単に説明できるところだと思う。それは著者にも言えることで、平州や鷹山の話を、オバマ前大統領を引き合いに出して、読者に分かるように説明するシーンもある。学ぶところの多い一冊だった。2020/04/06

BIN

4
財政危機であった米沢藩を大改革で救った上杉鷹山の師匠である細井平洲を描いた作品。上杉鷹山にとって精神的支えであり、難しいことを易しい言葉で語るように武士だけでなく平民にも教育し、さらに平民の行動からも学ぶ正しく教育者の鑑のような人物でした。治者は平民の父母たれと今の政治家は古典を学びなさいと言いたい。上杉鷹山を先に読んで上杉鷹山の素晴らしさを知ったあとで読むと、なお良いです。2023/04/18

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