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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Major
35
【第七巻】Note 激動の革命前夜。史実に基づき物語は進む。この歴史の必然の中でこそ、輝き燃え上がる愛を描き切った名巻である。僕には、大きな歴史の流れに対置させて、その渦の中で翻弄される個々の人生を描いたスペクタクル映画が想起された。たとえば『アラビアのロレンス』、『ドクトルジバゴ』、そして『ラストエンペラー』である。夭折したジョセフの葬儀もできないほど逼迫した王家の財政を今更ながら知るアントワネットのエピソードを皮切りに、物語は次々と革命へと進みゆく一つ一つの史実を描き込んでゆく。→2025/06/08
Aquarius
21
ナポレオンってこの時代なのか(本当に何も知らないんです)遂に開催される三部会だが平民たちは不毛な扱いを受ける。謀反、道徳、部下の死刑、オスカルの心が引き裂かれるそうになる極限時に気付き動き出す愛。遂に出た私の屍をこえてゆけ!ここだったのか。2015/09/06
たにしぃ
6
アンドレとオスカルの心が通じ合うこの巻。フランスの情勢とあわせて物語が急速にすすむ。アンドレの目が悪化、ほとんど見えなくなりオスカルは吐血…涙なしには読めない。2012/12/01
ラテ
4
えーーっと、班長がユリ背負って隊長殿にチューはこの巻でしたっけ? あと「愛…してい…る」とか「勲章と階級章を外しそこへ直れ」とか「お金が…ない?!」とか「あはん」とか「わたしの屍をこえていけ」とか、名シーンメガ盛りな巻です。あ、司令官室を何と心得ておるかーー もこの巻ですね。オスカル様かわうぃ。2015/10/04
うろん
3
再読2017/02/19
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