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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
33
「ベルサイユのばら」第六巻。フランス革命に至るまでの様子が興味深い!初読の頃ここら辺の歴史覚える助けになったし!「たえることしかゆるされなかった はじめての恋を ついについにたえたのは……なんのためだ⁉️」のオスカルのセリフが好き!アンドレも色々やっちゃってます❤️もう、色々な愛が錯綜して目が離せません。2021/03/18
Major
31
【第六巻】Note3:愛を語尾にもつ熟語を調べた。遺愛、恩愛、渇愛、求愛、郷土愛、恵愛、敬愛、兼愛、最愛、私愛、真愛、親愛、深愛、慈愛、情愛、人類愛、博愛、友愛、、、 手元の辞典で調べても、なんと100近くある。一体「愛」とは何か。言葉で説明可能なのだろうか。こうした熟語の形で示された意味合いではイメージを掴めるのだが、はて「愛」そのものとは何なのだろうと、ベルばらを読んで考え込んでしまった。恋は「恋に恋する」と言う言葉があるくらい、必ずしも対象を必要とせず主観的であり、自身の気持ちにその全てがある。→2025/05/13
Major
30
【第六巻】Note2《「愛」と「愛する」ことの間に•••》 《名詞》の「愛」(amour)と《動詞》「愛する」(aimer)がそれぞれに内包する概念の間にこれほど隔たりがある言葉があるだろうか?「愛」とは何か、それを体現する「愛する」とはどのようなことなのかという哲学的テーマを真正面に据えて、物語はフランス革命へと突き進んでいく。ヴォルテール、モンテスキューに始まり、ディドロ、エルヴェシウス、ルソー、チュルゴを経て、コンドルセやロベスピエールに至る18世紀フランス啓蒙思想がフランス革命に流れこむ。→2025/05/08
Major
29
【第六巻】Note(1) 《3つの理念とパリオリンピックに寄せて》コミック作品のレビューがこんなに難しいとは思わなかった、、、。やはり『ベルサイユの薔薇』は立派な文学作品だと僕は思う。この作品を読んで、ベルばら世代の多くの女性がフランス革命を学び、西洋史に精通することにつながり得たという。それを今、僕が追体験しているのだろう。一人のベルばら世代の女性から「Majorさん、第六巻は他の巻に比べると、表立った派手な事件とかはないから、ちょっとレビューをUPしにくいのでは?」と言われた。→ 2025/05/08
Aquarius
22
スケールがでかすぎた。『身をひくことがただ1つの愛の形…、人間にはそんな愛もあったのだとは…人間であればこそ…そんな愛も…』結末を知らないのでどうなるんだろう。アンドレーは!フェルゼンは!軍神マルスの御子は!悲劇しか思い浮かなばない。2015/09/05