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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナーキー靴下
47
来年劇場アニメ化されると知り久々の再読。私はTVアニメ版との出会いが先だったこともあり、長らくアニメ版の方が好きだったけど、最近ようやくそれぞれ別の魅力があり素晴らしい、という心境に達した。原作の女性らしいオスカルもアニメ版の軍人らしいオスカルも好き。ただ一つ言えるのは、アニメ版の、オスカルの肖像画がアンドレに見えてしまうシーン、これがなければ私が本作を好きになることはなかっただろうと。劇場アニメ版はどんなものになるかわからないけれど、未読の若い世代にとって好きになるきっかけの作品になったら良いなあ。2024/10/21
Major
43
ジャンルは少女コミック⁉️ そんな狭い範疇ではとても括れまい。立派な文学であり、その画と共に芸術作品である。原作者池田理代子の真の眼差しは華々しい貴族皇族女性社会、社交界の男女関係に注がれているのではない。それらはモチーフの一つに過ぎぬ。かの時代のフランスという舞台で、それぞれの階級でそれぞれの宿命と闘いながら生き抜いた、たくましい女性達一人一人の生き様に対してリスペクトを抱いた池田の深くて熱い眼差しが照射されている。かえって、僕達読者はデュバリー夫人、ジャンヌに注がれた池田の思いを読み取るべきである。→2025/02/08
kagetrasama-aoi(葵・橘)
39
「ベルサイユのばら」第一巻。四十数年ぶりの再読。大筋は覚えていますが、架空の人物の終わりを殆ど覚えていないので、凄く気になります。オスカルとアンドレは良く記憶していますが、ロザリーとかジャンヌ、どんな結末だったかな?今巻のハイライトは王太妃マリー・アントワネットとフランス王ルイ15世の愛人(元娼婦)デュ・バリー夫人との争いかな!マリー・アントワネットの言動が幼くてちょっと悲しい(;o;)。オーストリアから誰も付人が来なかった設定だから仕方ないけど(涙)。2021/03/17
nonpono
23
わたしは写真は好きだが撮られるのは嫌いだ。だけど、そこに立ったときは感無量で祖父に写真を頼んだ。そう、ベルサイユ宮殿に旅した。歴史の磁力の音が幻のように聞こえてくるように身も心も震えた。何回も繰り返し読み、宝塚の公演も観劇した、ベルばら。若い頃は絶対的にオスカル派だったが、だんだんとアントワネットが魅了されたフェルゼンが、そしてアンドレの気持ちも理解できるようになる。そんなベルばらの記念すべき一巻。あのアニメの主題歌が流れ出す。絢爛豪華な歴史絵巻のような漫画。10代で読めて幸せでした、誇りを持って言える。2024/02/22
ひこかつ
19
再読。 といっても前回読んだのは小学生のころ(^^;) 絵もクラシック?なかんじで、懐かしい! 2018/06/10
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