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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
4
自身の女性性に振り回されそうになる狩野だが、小説を書くことによって自身の理想と現実を分離する術を覚え、それによって安定を得る。そうして陸と自分をよりはっきり区別したことで、彼への気持ちが明確になっていく。それとは対照的に、何にもとらわれたくない陸は自分の気持ちを封じ込めようとする。2018/05/28
還暦院erk
3
蔵書再読。この作品の背景描写は写真トレースやコラージュが多いけれど、植え込みとか植物の葉などは細密画のようなペンの芸術で闇や影の配置も凄い。だから時々出てくる大胆な空白や全ベタ黒も「絵」として味わうことができる。さて、この巻でのストーカー事件について、pp152-156の管埜&小林の会話が緊張をほぐすような解説(?)になっていて興味深かった。2016/05/06
maki
0
【過去の読書記録】自分を形成した物語。星では表せない。
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- 法学教室2019年8月号 法学教室