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出版社内容情報
海辺の小さな街での生活に慣れてきた時子。人魚は、この街の海に存在すると信じている。もう一度、会うことができるのか? 季節は夏、鍵を握る「海つ霊祀り」が近づいてきて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
22
海辺の小さな街、人魚の伝説、小学6年生のあの夏。鳴海くんと合宿(?)を抜け出して冒険する夜、履物がスリッパなのが好きです。こんな子供ではありませんでしたが、何かを思い出しそうになります。小森さんの素敵な世界に浸れてよかった。次作も待ってます。2014/03/15
ごま
16
2巻完結。4歳の頃に海で溺れ人魚に助けられた記憶を持つ12歳の時子。事情があり海辺の小さな街に越してきてから友だちも出来て、伝統の『海つ霊祀り』も経験し…。果たして人魚はいるのか?予備知識なく1巻の表紙に一目惚れして購入して良かった。この2巻も感性豊かでシンプルなのに緻密、写実的なのに夢がある。トンネルでの見開き2ページが良かった。あのようなキャラも描けるなら違うタイプの作品も有りそう。こういう創造性の高い漫画家さんに出会えると本当に嬉しい。2014/03/04
しましまこ
13
怪物が住むトンネル、子供は外に出てはいけないお祭りの夜、そして人魚。ほの暗く優しいお話でした。2016/10/22
蝶寿
11
お父さん、お母さんが時子のことをおもっているのがとても伝わる2巻。切なくて優しい。人魚の謎も解けてたけど、もう少し読みたかったな~星毛糸店の店員さんとおばあちゃんの靴が素敵でときめきました☆2014/05/03
ブレーメン
11
すごく良い。すごく良い世界の描き方でした。このタイミングで、この話を刊行するに至ったのは巡り合わせか、作者の祈りやなんやかやの気持ちなのか。2014/03/12