感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
26
第2期の刊行が始まった『谷口ジローコレクション』で再読する『神々の山嶺』。『餓狼伝』のコミカライズで夢枕獏と谷口ジローの相性の良さは証明済みだが、なぜ夢枕の小説に谷口の画が合うのかが、この『神々の山嶺』を読むとよく理解できる。夢枕が描くロマンが谷口の趣味嗜好と似ているという部分も大きいが、最大の理由はリズムではないか。夢枕獏の小説は読んでいるとザクッザクッとした感触を覚えるが、それは谷口ジローの漫画においても同じだ(もちろん二人とも、様々なタイプの作品を書(描)いているので、(つづく)2022/05/29
しょうじ
2
山登りの人の世界を描いた漫画。初登攀の栄誉や山の人間とはどんな人達なのか?いろいろと初めて知ることができて面白い。山の風景や登山の描写が繊細かつダイナミックな絵で描かれていて興味を掻き立てられます。カトマンズの登山に関係する人の様子も興味深い。2024/11/26
はぜ
1
NHK 「ドキュメント72時間」でパリのマンガ喫茶。これを読んで登山にのめりこみ、キリマンジャロとか世界の名峰に登ったという人がいて、興味持ちました。 あと、NHK 地球トラベラー幻の剱大滝撮影日誌を見ていても、撮影の裏話的な番組なのに、1番前を行く人がロープを伝って登るのはどういうことなのか?誰がロープを上まで持ってったのか分からずモヤモヤしてました。この本読んだら、まず荷物なしで登って行ってロープを張って、次の人が荷物もって登ってくるということかと理解しました。2024/07/26