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出版社内容情報
最後まで諦めない姿勢で、会場の雰囲気をも変えた湘北!! 一方で花道の背中には激痛が…。さらに山王工業も百戦錬磨の試合運びを見せる。残り2分。両チームが死力を尽くした総力戦の結末は──!!
井上 雄彦[イノウエタケヒコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきぽん
70
山王戦5/5、そして最終巻。13巻と同じく一部音を消した神巻。「俺たちは仲良しじゃねえ、でもこのチームは最高だ。」桜木と流川は仲良くならない、でも同じ目的があれば、というチーム男子はやはり最高!!この漫画はスポーツ観戦と、(女子の自分からしたら)男子萌えと、人としての共感と3重の楽しみがあります。ちなみに私は異性として萌えるのも、人として共感するのも、孤独を抱えた流川くんでした。他のキャラも大好きです。映画本当に楽しみです。毎巻この漫画への熱い思いを語ってくれた共読者の皆様、ありがとうございました。2022/02/13
たいぱぱ
47
小説にしか書けない世界があって、映画にしか描けない世界もある。そして漫画にしか画けない世界もある。井上さんの迫力ある画力に、数々の名台詞を纏った物語は、まさに傑作としか言いようがない。漫画は本に比べて軽視されがちだけど、後世にまで語り継がれるべき物語。読んだことがない人は、大きな損失を抱えてます。2018/10/12
あらたん
42
山王戦完結。セリフのない最後の2分間の緊張感とカタルシスがすごい。でも、3回戦であっけなく負けちゃった。振り返ってみるとスラムダンクの物語は花道が入学した4月からインターハイの8月までのほんの数ヶ月間のこと。青春の輝きは一瞬しかないんだなあ、と思わされる。2025/06/15
Y2K☮
32
最後の展開をどう見るか。夏の甲子園に対する考え方も変わってきたし「監督が無責任」「選手を壊す気か」が令和的な価値観かもしれない。実際取り返しの付かないケースも起こり得るし野暮とは言い切れぬ。だが「将来がある」からこそ「いまを生きる」という瞬間もある。いま頑張ることでしか得られぬものも。日常における常識のリミットをあえて外し、予定調和を壊すことで未知のレベルへ到達する。ただしそれを周りが強制するべきではない。リハビリから復帰した花道の姿をやっぱり見たい。彼の栄光時代はこの試合で終わるのではない。ここからだ。2023/07/17
せ〜ちゃん
28
★★★★★ 最終巻。 山王戦、5冊目。 本当に死力を尽くした戦いだった…。セリフのないコマがより多くの感情を訴えてくる! 流川と花道のハイタッチにホッと息をつく♪ 読み終わってしまったなぁ〜・・・でも、当分は余韻に浸れる(//▽//)♡ 当時はここで終わるのが残念な気がして第2部が始まるのを期待していたけれど…しばらくすると、こうして何年経っても感動が味わえるこの終わりが最高だったんだと思える様になった。 感動をありがとう♡2020/12/19