出版社内容情報
明治44年12月、虎三郎(とらさぶろう)が英国から帰還して、まもなく一年となる頃。 華族の娘、未和(みわ)との縁談を断った事の重大さにおののく虎三郎…。多くの難題を抱え、年の瀬を迎える三(み)つ星(ぼし)に追い打ちをかける鳩成(はとなり)の企みが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
13
牛島さんの過去、乗り越えてさらに進撃だー!2025/06/19
さとみん
6
この表紙はとても好き!でも帯とセットでネタバレになってるのが(あっ…)と思った。「常に新しい」という未来を見続ける姿勢にはワクワクするが、裏を返せばそれは常に新陳代謝を起こし続けるということ。その過程で離れていくものもあるが、いい別れ方にはもしかしたら再会もあるかも…と思えて寂しさも少し和らいだ。2025/05/24
suisei214
3
ここで牛島さんさよなら…? 海外への日本美術の流出 いろいろ考えさせられるけどあの時海外に出たおかげで守られた宝あるなって2025/06/27
こころのかおり
3
牛島さんは上のお兄ちゃんのところへ。出番がうんと少なくなっちゃうの淋しいなぁ。昔が博徒だったのと、長年の真面目な仕事ぶりは別だと思うんだけど、それであそこまで客足に影響しちゃうなんてな。ところで虎とお姫様はどうなっちゃうのかね。わたしもあのふたり意外とうまくいくんじゃないかと思ってたんだけど、どうもならんのかしら2025/05/28
ミナ
1
牛嶋さん殺されちゃうのかと思ったー。幕末動乱とはよく言ったもので、決して刀を差した人ばかりが大変だったわけではないのよな。2025/05/28