出版社内容情報
岩下さとり(25)。憧れの銀太郎さんに近づくべく、和文化を日々勉強中! 帰省したさとりは、長年にわたる岩下家の嫁姑戦争の根底に、着物があることに気づいて…!? ほかにも金沢の伝統工芸のこと、友達の結婚式に振袖を着るか問題、そして、和の中に見つけたエスニック…!? 読んで納得、着物のナゼナニがつまった第5巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかこ
47
茶の湯はいいよね~!さとりちゃんが着物や茶の世界に恋してる、という感じが新鮮でいいっ!私も知らないことだらけで見るもの、聞くもの、着るもの全てが新鮮な時があったわ~。そして、結婚式などの晴れの日の着物がまたいい!着物はその人だけでなく、その場の格も上げると思う。着物を着るという準備から、大事な日を大切に迎える準備をする、そういう気持ちが入ってくるからかな。嫁姑の趣味の押し付け問題も、また面白い。世代を超えて、着物のお話ができるのは嬉しいよね。続きが待ち遠しい。2024/07/30
どあら
33
妹から借りて読了。私にとって毎回とてもワクワクして読む本です❗️日本の伝統文化を勉強するには最適だと思います😊 能登で被災された方々の1日も早い復興を祈らせて頂きます🙏2024/08/03
ぐうぐう
21
若い人達に着物を着てもらいたい、という気持ちが伝わって来る本作だが、だからといってストーリーを蔑ろにしていないのが好感だ。17話での実家における嫁姑問題も、着物をめぐるエピソードでありつつ、きちんと物語で読ませ、最後には嫁姑戦争の雪解けを思わせる展開となっていくのがさすが。19話のいまどきの披露宴に友人が振り袖を着て行っていいか問題も、データを示しつつ、若い女性が披露宴に自然と着物を着て行きたいと思わせるエピソードになっている。(つづく)2024/08/11
真夢
9
待望の続巻。さとりちゃんがどんどん和の世界に興味を持ち始めているのが楽しい。能登の器や能登上布についても勉強になった。私は自分が洋服より着物が似合う容貌だとわかっているし、テレビで観る演歌歌手の着物を見て、今は何月だからこの柄なのね〜などと、茶道を習っていた母から教わるのも好き。だが!とにかく不器用すぎるので、自分で着物を着られる気がしない。残念…。2024/07/21
Ayako H
8
買いました。友達の結婚式に振袖を着るかどうかでそんなに気を使うとは…当たり前のように振袖着てました。着物の知識がある人、着せてくれる人がいてこそ、のメガネちゃんですね。これからはどんどん自分の目も肥やし、着慣れて行くことでしょう。銀太郎さんの張り合いでもありますね!2024/08/26