出版社内容情報
三(み)つ星(ぼし)新装開店の準備を着々と進める虎三郎(とらさぶろう)に、平瀬(ひらせ)男爵から思いもよらない提案が――!? 帝国劇場の女優たちを三つ星の広告に使う許可を得るため、虎三郎は日越の日比谷(ひびや)社長のもとを訪ねる。同じ頃、時子(ときこ)は自らコーディネートしたドレスをまとい、鷹頭(たかとう)と帝国劇場の視察に向かうが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
15
時子さん大活躍、わくわくする~。2022/07/29
さとみん
9
虎三郎のやることは面白いが、彼のものの見方も実に面白い。新しい三つ星の姿が見えてきて、虎三郎の見ている未来が周囲に認知されつつある。この高揚感が伝わっていく様子も見ていてワクワクする。作中では固有名詞を変えてあるが、実在の店名を思い浮かべて読めるのもとても楽しい。三つ星に居場所ができた時子は変わりつつあるし、変わらないつるさんのプロ意識も素敵。一方、日越と鷹頭の因縁はこの先の火種になるのか、それとも別の話なのか。まだ気になるが、最初の頃に鷹頭に感じた不穏さは薄れつつある。2022/07/31
FUU
8
卯野原さんは、今で言うところのスタイリストのパイオニアになっていくのかな?それにしても絵が美しい。。2022/07/26
花桃
7
時子ちゃん生き生きしていて嬉しいです。蔦子さんも魅力的で、モデル姿を早く見たいです。8巻の発売日不明。2022/08/13
夏月
6
歴史の上にたつフィクション。帝劇も、移民の話も、ノンフィクションなのだろう。歴史を背負ってどう動かして行くのか。2022/07/26