内容説明
疲労感、倦怠感、イライラ、滝汗、冷え性、うつ症状、関節痛…知っていたら、人生違った!知ってから、人生変わった!心身絶不調のスパイラルから抜け出した実体験をベースに描く、コミックエッセイ。
目次
ある日、生理が止まりました
妊活してたなんて、とても言えない
閉経すると老け込む人と元気になる人がいるらしい
全身びしょ濡れで人目が辛い
だるくて生活が回らないんです
認めたくないんだよ生理が軽くて終わりそうとか
謎の症状がどんどん増えるぞ更年期!
心身が弱っていると変な人を引き寄せがちです
女には、自分の体の声を聞いてられない時期がある
もうれつに死にたくなりました
私の更年期治療は医療の進歩のはざまに置き去られ
十年越しの謎不調の原因は…
著者等紹介
まきりえこ[マキリエコ]
漫画家、イラストレーター、コミックエッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
44
読み友さんの感想を読んで。友人たちとドキドキしながら情報交換している「更年期」。著者は40あたりで閉経となり、その後訪れた体調不良に悩まされ続けます。こ、こわ~い。母もすごく辛そうだったので私も戦々恐々としています。信頼できる医師と会えず苦労されているところが辛い…。長く信頼できる医師と会うって、大切なことなんだなあ…と、病院との付き合い方を再考したいと思いました。2023/02/11
鷺@みんさー
43
更年期って、知ろうとすればするほど、むしろわからなくなる。でも、つきあい方はわかってきた気がする。そんな印象。作者は全部を更年期障害のせいにして、家族の大病やら親の死やら受け入れつつ子育てと仕事に奮闘してたわけですが、医者ジプシーの果てに、結構大変な病気が見つかったという…。私がこの本から得たのは、「体の声を無視するな」「相談できる人を大事に」「良い婦人科は今のうちに探しておき、検診などで主治医と懇意になっておく」「野菜とかちゃんと食べろ。炭水化物も。太るとか言わずに、栄養を摂れ」そして「歩け」でした。2020/06/14
どあら
38
図書館で借りて読了。更年期の症状が知りたくて読んでみた。今のところ大病は患っていませんが、油断は禁物なので予備知識として。2023/02/03
k sato
23
更年期症状に悩まされていた作者。十年の歳月を経て膠原病の一種であるシェーングレン症候群を罹患していることが発覚した。嗚呼、いと恐ろし。ネガティブな印象しかない更年期。多彩な症状が、更年期の診断を困難にしている。症状の重さや辛さばかりが取り沙汰され、閉経に向かう壮年期の女性を動揺させる。わたしはメディアの発信の仕方に問題があると思っている。初潮から閉経まで、快適な生活を送れる社会であってほしかった。だいぶ変わったけど道半ばである。閉経までのカウントダウンが始まったと悟ったとき、初めて、生理痛を愛おしく感じた2025/04/10
ゆうき
11
更年期で調べると怖いことばかり書いてあるのよね💦骨粗鬆症とかホットフラッシュとか。。でも自分の身体の事だし正しく知っていきたいな。2021/02/15
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