出版社内容情報
大物華僑に弟子入りを許され華僑のお金術を伝授された著者が、現代日本のビジネスマンのお金の悩みに応えるべく、華僑ならではのお金を守る方法をわかりやすく解き明かす。目からウロコの気づき満載。
内容説明
重要なのは「稼ぎ方」より「使い方」!伝説の大物華僑直伝、リスクに強く実利が得られるお金思考!
目次
序章 人生を変えた大物華僑との出会いと大切な教え
第1章 お金を合理的に考える
第2章 お金という道具を使いこなす
第3章 お金の運を引き寄せる
第4章 お金の器を広げる
第5章 お金持ちから学ぶ
第6章 お金で安心・安全を買う
著者等紹介
大城太[オオシロダイ]
アジアでビジネスを展開する6社の代表。ビジネス投資家、不動産投資家、医療法人理事など活躍の場は多岐にわたる。学生時代から「社長になってベンツに乗る」という目標を掲げ、外資系保険会社、医療機器メーカーで営業スキルを磨いた後、独立・起業。起業にあたりお金儲けを学ぶため、華僑社会では知らない者はいないと言われる大物華僑に師事。厳しい修業を積みながら、日本人唯一の弟子として「門外不出」の成功術を直伝される。独立後、医療機器販売会社を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
18
中国の階級社会において、自ら右も左も分からない海外に出て、お金を生み出してきた華僑はバイタリティあるなと感じます。本の中にも書いてありましたが、日本人はマッキンゼーやMBAからビジネスを学ぶ傾向にありますが、それらは欧米拠りの考えであるため、今後、発展するアジアから学びを得る必要があるという意見は納得。2017/11/18
あまね
14
なかなか面白かったです。『体験を買う』ね。わかる~!と思いました。以前、とてもお金持ちの人とランチをする機会がありました。ホテルでランチをしたのですが、レストランのボーイの人にさりげなくその後のお茶の席をホテル内のカフェに確保をしている姿を見て『なるほど!お金持ちは、こうしてスムーズな流れを作るんだな。』と思いました。そんな心遣いも学べる本でした。2016/12/04
おおたん
13
未登録ながら再読本。この本からは「財布はカバンにしまう」を実行し続けています。今回は、お金にフォーカスした内容。ビジネスパーソンは、読んで損はない一冊。◆運の要素がある◆SNSはお金が入ってくる器として使うこと◆体験を買う◆できない人がいてくれるからこそ、相対的に自分の評価が上がるのだと◆みんなができないことを選択しよう◆コケたところには「何」かがある。→同じところでやり直そうとしても同じ失敗をする。→違う道を探すのがいい。◆賢い人は、人の後ろを見て後ろで働く◆副業ではなく複業をしよう2023/10/29
こじ
10
評価5/5 華僑とは中国から海外に出稼ぎに出た人のことを言います。 その人たちは自国ではなく、海外まで来ているくらいなので、やる気があり、お金持ちが多いです。 そして、お金持ちたちの考え方はというと日本と大きく異なる考え方で行動していました。 中国人は親や親せきなどを重んじて、自分たちよりも親のために働いていることが多いと思いました。 そんな華僑ですが、お金儲けの法則に則った行動をしているというのが凄いわかりました。2020/11/10
yukarin4125
3
以前田村耕太郎さんの「アジア・シフト」を読んだ際に本の中で紹介されていたリ・カシン氏のお金の使い方を知って華僑や中国人に興味がわき、今回この本を手にとった。参考になる部分が多くあったし、より中国に興味が湧いた。欧米の思想よりよっぽど共感しやすいし、もちろん全てではないが日本人の肌に合うと思う。2016/06/04