出版社内容情報
家庭はいわば小さな会社、「節約」よりも「儲ける」視点で家計を見直せば、いつ会社をやめても困らない金銭感覚が身につく! シングルマザーを経て起業、英国と日本を行き来する著者初のマネー指南書。
内容説明
貧しいシングルマザーで起業、ロンドンの高級住宅地にも家を購入。英国と日本を行き来する著者が明かす、「一生好きなことをして暮らす」ための必読書。
目次
序章 10年後、20年後を想像して「人生の設計図」を作る
第1章 家庭は小さな会社、いかにお金を「儲ける」か―経営感覚編
第2章 必要なお金は30か12で割って考えるとうまくいく―入門編
第3章 会社の論理でお金を貯める、大切な5つのポイント―実践編
第4章 会社をやめても不安なく生活するためすべきこと―生活防衛編
第5章 親子間でお金の話はタブーどころか必須―介護・相続編
第6章 「死ぬ時に一番お金を持っている」では意味がない―運用編
著者等紹介
井形慶子[イガタケイコ]
長崎県生まれ。28歳で出版社を立ち上げ、英国の生活をテーマにした月刊情報誌「ミスター・パートナー」を発刊。100回を超える渡英後、ロンドンにも住まいを持つ。社団法人日本外国特派員協会会員、ザ・ナショナル・トラストブランド顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
35
図書館本。井形流お金の管理術。よくある万人向けの資産作りの本でないところがいい。心に刻まれた節は”眠っている通帳や書類は危険ゴミ”たしかに私の場合毎年、ポイントは失効させるし、株式の配当金は平日郵便局窓口に行けない為、これまた失効。毎年数十万円は捨てていることになる。65歳までは働けるが、こんなぐうたらな生活を続けていくと・・・今すぐには変われないけど、思い立ったらスタートしよう。2016/09/10
なるみ(旧Narumi)
33
なかなかに読みやすかったです。高価なものを買うときには30日、12ヶ月、10年間使うと考えたら月々or日々いくらになるのか、短いスパンで考えてみて自分に必要かどうか考えてみる、との考え方にはなるほどなぁ、と思いました。タイトルはやや大仰な感もありますが、日々どんな風にお金を使っていくかを会社での出入金にあてはめて大局的にとらえてみようとの趣旨で書かれた一冊のように思いました。2017/02/07
とよぽん
21
タイトルの前半「今すぐ会社をやめても困らない」は、いらないかな、と思った。退職するしないに関係なく、財産管理の「術」が開示されている本。お金だけでなく、不動産や親の介護、遺言など幅広く、とても具体的に書いてある。圧倒されるほどの濃い内容だった。後日、再読したい。2018/06/10
胡蝶
9
話の内容全てが今役立つってわけじゃないけど、なるほどって思うところ。今すぐ実践してみようと思う箇所など色々参考になりました(^ω^) とくに家計簿つけのつけ方は今後の参考にしたくてさっそく自分でエクセル使って作成しちゃいました笑2016/04/28
Pellonpekko6
6
所謂FIREの参考にはあまりならないかな…と思ったけど、家計を企業の決算書に置き換えて考える方法や、浪費と投資を区別するという話が勉強になった。2024/11/23