内容説明
ふとしたすれ違いから起こる親子間の問題。子ども達は様々な症状を通して、両親に何かを訴え続けている。現代家族のあり方を考える問題作として、大反響を巻き起こした、迫真のドキュメンタリー・コミック。
目次
第1話 ボク、ちゃんと歩けない
第2話 帽子をかぶる少女
第3話 ハンカチーフ
第4話 家路
第5話 子どもたちの風景
最終話 乳幼児の精神科医
著者等紹介
鈴木雅子[スズキマサコ]
3月4日生まれ。北海道出身。漫画家。1972年、「週刊セブンティーン」(集英社)より、『ジュネの肖像』でデビュー。現在「office YOU」などで執筆活動を続けている
椎名篤子[シイナアツコ]
1955年生まれ。ノンフィクション・ライター。「子ども・家族・社会環境研究会」代表、「子ども虐待を考える会」理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gachin
2
祖父母と親の二代のトラブルが、子供の精神疾患として発露する。というエピソード群。凄惨な症例・家庭は出てこない。2020/07/12
きりだんご⭐️新潮部
1
●ブックオフ2013/10/16
のんすけ
1
漫画だけに、深刻な問題をわかりやすく読めた。今まで読んだ虐待関係の本は体験談や福祉関係者の視点のものが多かったので、切り口が新鮮だった。関係者の方々がみんなこんな考えをもっていたら、一緒に考えチームで頑張れるんだけど、と現実を見てしまうが、一歩でも近づくようにできることをやらなきゃ。2013/05/09
HILOKI
0
心理学ってマジでカンチガイなんじゃないのか?と思わせる反面、彼らにそう思わせるだけの何かが潜んでいるのかもしれないとも思った。僕も最近妙な夢見るし。2008/04/26