出版社内容情報
刑法解釈の重要問題を網羅して精緻な分析と検討を試みた,他の追随を許さない明解な体系書。旧版以降の法改正に対応し,最新判例と学説の新展開を織り込んだ14年ぶり待望の改訂版。著者ならではの刑法各論の解釈論が鮮やかに展開される。
内容説明
精緻な分析と検討を試みた山口刑法学の到達点。14年ぶりの大改訂!令和5年改正を含む旧版以降の法改正に対応。最新・重要判例と学説の新たな展開を盛り込んだ好評体系書の最新版。
目次
序説 刑法各論の意義と体系
第1編 個人的法益に対する罪(生命に対する罪;身体に対する罪;自由に対する罪;人格的法益に対する罪;信用及び業務に対する罪;財産に対する罪)
第2編 社会的法益に対する罪(公共危険罪;取引等の安全に対する罪;風俗に対する罪)
第3編 国家的法益に対する罪(国家の存立に対する罪;国交に関する罪;国家の作用に対する罪)
著者等紹介
山口厚[ヤマグチアツシ]
1953年生まれ。1976年東京大学法学部卒業。2017年‐2023年最高裁判所判事。現在、東京大学名誉教授、早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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