内容説明
ディオール衝撃のデビューから50年。今語られる“永遠のモード”の秘密!1947年、第2次世界大戦の終結を喜ぶパリに彗星のように登場したクリスチャン・ディオール。彼はその時、42歳。そしてわずか10年後、52歳で他界してしまった“モード界の革命児”の知られざる生涯とその時代背景を、数多くの弟子や友人の証言を交えながら明かす。パリ在住の日本人ジャーナリストによって初めて描き上げられた書き下ろし労作。
目次
ニュールック誕生の日
幸福な少年時代、それはグランヴィルで始まった
パリよ、自由よ、青春よ
絶え間なくおそいかかる悲劇
戻ってきた良き時代
戦争、そいて再出発
マルセル・ブサックとの出会い
モンテーニュ街三十番地
果てしない仕事とのたたかい
ディオールが自分自身に戻る時〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
るるぴん
3
クリスチャンディオールの活躍した時代は10年足らず。貴族文化が廃れ、2度の世界大戦があり、彼自身の紆余曲折があり遅咲きのデビュー。女性達は、新しい時代の幕開けを飾るドレスやファッションを待ち焦がれていた。彗星のごとく現れたのがクリスチャンディオールその人だった。彼のデザインはエレガンスの頂点に立ちフランス文化になった。ディオールには女性が女性らしさを発揮出来るオーラがあるな、と思う。突然死により21歳のサンローランが後継者となる。フランス人は経験者よりも圧倒的な才能に信頼を寄せるのだな、と思った。2023/05/06
若黎
1
図書館本2023/10/03
深縹
1
なんとか読み終わった…エレガンスという言葉の意味を教わった気がする。2014/10/08
はるか
0
ディオールの一生について細かく書いてあり、ディオールが亡くなった後のこともしっかりとあってよかった。ディオールについて興味を持ちました。2015/11/13
汐華初流乃
0
当時のフランスの出来事や戦争で物資が不足したことによるファッション業界への影響が非常に興味深かった。当然エレガントな紳士にも魅了された。デザイナーというより芸術家だと感じた2012/10/15
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