まるごとバナナが、食べきれない

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まるごとバナナが、食べきれない

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087817256
  • NDC分類 779.14
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「わかる!」「あるある!」
"妙齢の女性"たちの共感の嵐を呼んだ『Marisol』連載を、大幅に加筆・改稿。
待望の単行本化!

退屈な食卓に、ひと匙のユーモアを。

本当は受け継いでいきたい「大久保家の味」。
酒の力を借りてぐいぐいアピールしてきた若かりし日の恋。
大福の皮とあんこを分け合う、相方・光浦さんとの関係。
OLと兼業だった自分を育ててくれた『めちゃイケ』の思い出……。
体力・食欲・性欲…いずれも減退していく40代から50代へ。

大久保佳代子の半世紀を食の思い出ともに、
等身大の飾らない文章でユーモラスに描いた、妙齢女子たち大共感のエッセイ42本。

【本文より】
私にとっての40代は人生の分岐点でもあったと思います。
というのも、私の最後の恋愛は40代前半で。たまに思うんですよ。あそこで一発逆転を決めていれば、結婚していたかもしれないし、子どももいたかもしれないなって。
40代はまだそんなラストチャンスが残されているんですよね。でも、私はそのチャンスを掴もうとしなかった。仕事も楽しかったし、変なプライドもあったしね。
それを50歳になった私は少し後悔している。「あそこでもう少し足掻けばよかったな」と……。
すべては自分が選んだこと。ひとりで生きている今の自分は「しょうがないよね」と受け入れています。(「四十路の恋と後悔と」)

【目次】
●家族 ―私を育てた大久保家の飯―
冷や飯とふりかけ。兄妹だから、わかる味/どんな高級店よりも美味い、母親が握る武骨なおにぎり/愛犬パコ美を太らせた、独女の寂しさと甘やかしメシ ほか

●恋愛 ―男と女と欲とエロス、甘く苦い恋の味―
酒の席の反省を『ピルクル』と一緒に飲み干す二日酔いの朝/大好物のイクラも、幸せも、「すぐ食べない」が大久保流 ほか

●女友達 ―悲しいとき、楽しいとき、支え合う仲間と囲む食卓―
「もっと太れ、もっと太れ」と願いながら親友にすすめる高カロリー食/咀嚼が面倒で素うどんをすする、大人女子の憂鬱な休日 ほか

●仕事 ―働いて手に入れる、とびきりの一皿―
語りつくせぬ思い出が詰まった『めちゃイケ』めし/大福の皮とあんこを分け合う、光浦さんとの不思議な関係 ほか

●ひとり飯 ―人生を「ひとり」で歩く、妙齢女子の「おひとり様」ゴハン―
持て余した母性を注ぎ育てる、妙齢独身女子のぬか漬け/完食できずに半分残った、40代の『まるごとバナナ』 ほか

【著者について】
1971年5月12日生まれ、愛知県出身。千葉大学文学部卒業。幼なじみの光浦靖子と「オアシズ」を結成。『めちゃ×2 イケてるッ!』でのブレイク後、数多くのバラエティ番組などで活躍中。

内容説明

家族、恋愛、友情、仕事、そして一人で生きること…。大久保佳代子の「半世紀」、特に「変化と分岐の40代」を、食の思い出を通してユーモラスに描いたエッセイ集。妙齢女子、必携!

目次

家族―私を育てた大久保家の飯(男をもてなす“ハムスターいなり”;三月三日の雛祭りに食べた、菱餅形の洋風ケーキ ほか)
恋愛―男と女と欲とエロス、甘く苦い恋の味(ウィットに富んだ素敵な会話より、男の魅力は歯と健康;大手を振って着色料を摂取する。それが私の夏祭り ほか)
女友達―悲しいとき、楽しいとき、支え合う仲間と囲む食卓(生まれて初めて“格差”を知った、友達の誕生日会;友達のインド人彼氏と、複雑な心境で食べた焼き鳥 ほか)
仕事―働いて手に入れる、とびきりの一皿(手作りおにぎりでランチ代の節約に励んだOL時代;太秦の撮影所で学んだ、「女優には常備食が必要」 ほか)
ひとり飯―人生を「ひとり」で歩く、妙齢女子の「おひとり様」ゴハン(夕暮れどきに公園で、愛犬パコ美と飲む缶ビール;持て余した母性を注ぎ育てる、妙齢独身女子のぬか漬け ほか)

著者等紹介

大久保佳代子[オオクボカヨコ]
1971年5月12日生まれ、愛知県出身。千葉大学文学部卒業。1992年、幼なじみの光浦靖子と「オアシズ」を結成。「めちゃ×2イケてるッ!」でのブレイク後、数多くのバラエティ番組で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

83
オアシズの大久保さんが雑誌にて8年間連載されていたものを家族、恋愛、女友達、仕事、ひとり飯のカテゴリーに分けたエッセイ集。食べ物を入口にそこに付随する思い出をまとめられています。2023/10/06

R

72
オアシズの大久保さんが書いたエッセー集。他愛のない日常の話をあれこれと紡いでいるだけで、特に何がということはないんだが、ほどよい力の抜け方、下ネタ、ブスいじりといったジャンルそれぞれのほどほどさが彼女のスキルで、これがものすごく理解される層がきっと存在するんだろうと思ったりしたわけだが、爆笑とは異なる笑いを司るというのはすごい才能だ。愛知県の片田舎の海で自衛官との思い出という名の光浦評が面白くてすごくよかった。毒舌すぎないというのがいいんだろうか。2023/01/25

ノンケ女医長

63
ずっと応援している、大久保佳代子さんのエッセイ集。正直で、開けっぴろげ。魑魅魍魎が跋扈する芸能界で、平衡を保ちながら活動の幅を広げていて、もう尊敬するばかり。作品で紹介されているように、40代になると心身は確実に変化する。きちんと向き合う真面目さも垣間見える。共感できる言葉がたくさんあって、いっそう好きになった。人生への不安な気持ちと、それ以上の前向きさも丁寧に描かれ、心地の良い読後感。大久保さんのような感性の豊かさとユーモア、そして相手を不愉快にさせない気遣いの見事さに、私は心から憧れる。2023/02/21

sayuri

61
テレビで拝見していたイメージ通りの大久保さん。「~っていうね」の話し口調もそのままで飾らない姿が良い。本作は大久保さんが42歳から50歳までの8年間、雑誌『Marisol』に連載していたエッセイを纏めたもの。家族・恋愛・女友達・仕事・ひとり飯など、どれも私達の身近なテーマで共感ポイントが盛りだくさん。実家へ帰省する前は家族が喜びそうなものをウキウキしながら選ぶのも一緒。時に将来への不安や孤独を感じたり。そんな姿は私達となんら変わらない。以前から好感を持っていた、いとうあさこさんの事も更に好きになりました。2023/02/10

nyaoko

60
もう、共感しかない。まるでオーディブルで大久保さんが聴かせてくれてるかのような臨場感。自虐ネタも面白すぎて悲壮感がない。私の場合、日によるけども、まるごとバナナはまだ食べきれます。とは言え、食べれなくなる日は近いのだろうな…。バブル世代の方と比べて、私と同年代の方のエッセイはいい感じに諦めと開き直りと足掻く部分があっていいです。2024/09/18

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