内容説明
これは異景か、絶景か。市場、アーケード、産業遺産、戦争遺構、神社仏閣。懐かしくて、儚い。ときに神秘的で、恐ろしくもある。そして何より、美しい。いつもと違う九州の旅へ。
目次
市場・アーケード
近代建築・産業遺構
生活・娯楽・大衆文化
絶景・奇景
戦争遺構
神社仏閣・パワースポット
著者等紹介
本田純一[ホンダジュンイチ]
フリーカメラマンとして福岡を中心に活動する傍ら、プライベートでも主に西日本各地で撮影活動を行っている。被写体は風景写真のほか、歴史を感じさせるものに魅力を見出し、近代建築物、戦争遺構や廃墟、古い商店街など多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橘
7
廃墟もあれば、今も営まれているアーケードもあって面白かったです。特にアーケード街は、今では訪れることのできなくなった場所が載っているのがいい。端島は以前から好きだけど、池島の方は行けるのか…曽木発電所も見てみたいです。近代建築産業遺構、北九エリアはつくづくいい…若松区、好きなのでまた行こうと思いました。ダイナマイトどんどん。昔からのアーケード街に、そのままの空気感で新しいお店がやっているというのが嬉しいです。維持大変だろうなと思いますが…2025/01/14
ポラオ
2
●九州出身だけど知らない場所だらけで面白かった。特に「近代建築・産業遺構」のページが見ててワクワクした。2024/10/05
kaz
2
あまり知られていない場所や独特の雰囲気を持つスポットに焦点。図書館の内容紹介は『緑に飲み込まれてゆく無人島の炭鉱跡、海岸に横たわる大量の墓石、海峡の町に漂う色街の名残、一瞬にして消え去った悲劇の巨砲…。九州・山口のディープなスポットを写真で紹介する』。 2024/08/30
Humbaba
1
かつては多くの人が生活を送っていた場所でも、環境の変化によって寂れることもある。人は簡単に移動できるが、施設を持っていくことはできない。そのため、かつて人がいた名残だけが残され、そして時間の経過とともに朽ちていく。それでも施設は生き物のように簡単に姿を消すわけではなく、朽ちかけているときだからこそ見られる光景というものも存在している。2025/08/16
スマルト
1
地方都市好きにおすすめ。全国各地方こういう本作って欲しいぐらい、やや寂れた風景が好き。 軍艦島も掲載。その他には神社などのパワースポットも載ってるので、田舎の神社が見たい人にもおすすめできる。 地方都市の人が少なくなってんだろうなみたいな景色が好きすぎる。昔は人がたくさんいて、栄えてた名残があるとなお良い!2025/08/11