ばらまき―河井夫妻大規模買収事件全記録

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ばらまき―河井夫妻大規模買収事件全記録

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  • サイズ 46判/ページ数 309p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087817133
  • NDC分類 314.87
  • Cコード C0095

出版社内容情報

政治家夫妻が自ら現金を配って回った、前代未聞の買収事件!

カバーの写真は2019年7月4日、参院選の公示日。
広島選挙区に立つ出陣式で聴衆に語りかける河井案里と、それを見つめる夫の克行だ。
素知らぬ顔で明るい未来と自身への支持を訴えるが、しかしこの時すでに2人は手分けをして数多くの地方議員や後援者への買収工作を進めていた。

広島のみならず、日本中を大きな政治不信の渦に巻き込んだ「大規模買収事件」。
それはどういったものだったのか。“買収夫妻"は何者なのか。
この事件は政界に何を残したのか。そして、本当の“巨悪"は誰なのか……。
その全貌を広島の地元紙・中国新聞が総力を挙げて取材した、執念のノンフィクション!

●著者紹介
中国新聞「決別 金権政治」取材班

中国新聞報道センター社会担当の記者を中心にした取材チーム。
河井夫妻大規模買収事件や金権政治の問題について、広島県内のみならず全国各地で取材し、キャンペーン報道を続けた。

内容説明

政治家夫妻が自ら現金を配って回った前代未聞の買収事件。なぜ、この事件は起きたのか。本当の“巨悪”は誰なのか。広島の地元紙が総力を挙げて取材した執念のノンフィクション!

目次

はじめに 「全面無罪を主張する元法務大臣」
第1部 事件(異例ずくめの選挙;河合夫妻;「文春砲」と反転へのスクープ;総力取材;告白・辞職ドミノ;非買収者;自民党の根深い金権体質)
第2部 法廷(百日裁判;案里公判;克行公判)
第3部 広島の怒り(民意の風;政権の責任;克行公判、判決へ)
エピローグ 「岸田総理は誰の声を聞くのか」
おわりに 「事件はまだ終わっていない」

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ろくせい@やまもとかねよし

146
現職法務大臣衆議院議員と参議院議員の夫妻の買収事件レポート。地元中国新聞が綿密な長期取材と事実ベースでまとめた貴重な資料。問題は代表民主制の選挙の金による支配。買収された40名は県議市議会議員、60名は地元の顔役世話役。この慣習に、叩き上げの河井夫妻は同じ金権で立ち向かったことが起因と指摘。もう一つは法の公平性。買収罪は買収したものとされたもの両者で成立。河井夫妻は買収者として起訴。しかし100名を超える被買収者は起訴猶予もしくは不起訴。特捜案件では済まない印象。これは民主主義と自由経済の根本ジレンマか。2022/04/10

fwhd8325

69
自民党がというよりも、政治の世界では、これが常識なのでしょう。この買収に使われた資金は、すべて私たちの税金です。なんとも腹立たしい気持ちです。河合夫妻は、安倍首相のつまらない意地に巻き込まれたのかもしれません。ただ、それもこのふたりの人格です。おそらく、刑期が明ければ、禊ぎが済んだと再び立候補するのでしょう。国民を愚弄する輩には、一生陽の目を見せないようにしてほしい。2022/10/08

Carlos

48
一連の流れがよく理解できた。それにしても何故バレたらヤバい事をわざわざやるのだろう。2023/05/09

おかむら

33
文春砲に出し抜かれた地元の新聞社がプライドをかけ事件の全貌を追いかけたノンフ。地方新聞社の意地が良い! それにつけても地元で河井克行の人気のなさよ…。裁判時の立ち居振る舞いからも「あぁ、この人は…」と日頃の言動が窺い知れます。いま収監中だと思うけど幻冬舎あたりがほっとかないはずなのでそのうち獄中記出しそう。妻の案里もなあ…。そして金を受け取ってしまった県議や市議さんたち、「いやいや」「まあまあ」のやりとりのあとわりかし皆さんすんなり受け取ってて、こういうの常態化してんだろうなと思わせる。政治と金は永遠か。2023/05/17

buuupuuu

20
選挙には権力の介入を排除して意思決定をする機能が期待されているが、金権政治ではそれが台無しにされてしまう。この事件は、党本部対県連という図式を背景に、党本部側が金を使って県連側を切り崩そうとしたものとして理解できる。金を受け取るのは権力を恐れてのことでもあり、権力側はそれによって共犯関係にすることを目論んでいる。他方同様の事例が別の選挙でも明らかになっており、悪しき慣習が蔓延していたのも事実である。このような中で公正な罰が下されなければ、結局上手くやった奴だけが生き残るという見方が助長されてしまう。2022/04/28

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