出版社内容情報
変形菌とはなにものか? 変形菌はどんな生活をしているのか? 幼いとき、この謎の生きものに魅せられてしまった著者が、変形菌目線ともいうべき視点からその生態をいきいきと語ります。
20歳の変形菌研究者が案内するのは森、道、雪の下などで人知れず営まれている、小さな生きもののダイナミックなライフ・イベント。
イオウモジホコリ(子実体)、イタモジホコリ(変形体)、ジクホコリ(子実体)などはもちろん、著者の研究テーマである「変形菌の自他認識」の決定的な瞬間まで、まさに知識の拡張体験を愉しめる一冊です。
読みやすい文章と、著者撮影による圧倒的に美しい画像で、私たちの身近な世界に「新しい視点」を見せてくれます。
霊長類・人類学者 山極壽一さん大推薦!
【著者略歴】増井真那(ますい・まな)
2001年東京生まれ。5歳で変形菌に興味を持ち、6歳から野生の変形菌の飼育を、7歳から研究を始める。日本学生科学賞 内閣総理大臣賞など多数の受賞歴をもつ。17歳で国際学術誌に論文が初掲載された。フィールドワークで得た経験と、「変形菌の自他認識」をテーマとした研究知識をもとに、変形菌の魅力を世に広めるべく日々精力的に活動中。講演会やワークショップ、メディア出演など幅広く活躍する。慶應義塾大学 先端生命科学研究所所属。公益財団法人 孫正義育英財団 正財団生。日本変形菌研究会、日本生態学会、日本進化学会、日本菌学会会員。
内容説明
5歳のとき不思議で謎めいた「なにものか」の魅力にとりつかれて以来15年。20歳の変形菌研究者が小さな生きもののダイナミックな生態をいきいきと語ります。日々営まれる逞しく多様な生命のドラマ。著者撮影のビジュアルとともに楽しめます。
目次
ある日、森のなかで。―ヘビヌカホコリ 子実体
この子は変形菌。―アシナガモジホコリ 変形体
この子も変形菌。―アシナガモジホコリ 子実体
これで完成?―キカミモジホコリ 子実体
よし、行くぞ!―キカミモジホコリ 子実体
いまはまだ小さな。―未同定 変形体
雨が降ってきた。―未同定 子実体(未熟)
大仕事を終えて。―ラカンパルフクロホコリ 子実体
頭上注意。―ジクホコリ 子実体
止まらない生。―チョウチンホコリ 変形体から子実体へ〔ほか〕
著者等紹介
増井真那[マスイマナ]
2001年東京生まれ。5歳で変形菌に興味を持ち、6歳から野生の変形菌の飼育を、7歳から研究を始める。日本学生科学賞内閣総理大臣賞など多数の受賞歴をもつ。17歳で国際学術誌に論文が初掲載された。フィールドワークで得た経験と、「変形菌の自他認識」をテーマとした研究知識をもとに、変形菌の魅力を世に広めるべく日々精力的に活動中。講演会やワークショップ、メディア出演など幅広く活躍する。慶應義塾大学先端生命科学研究所所属。公益財団法人孫正義育英財団正財団生。日本変形菌研究会、日本生態学会、日本進化学会、日本菌学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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