出版社内容情報
稀代の旅人の表現術が何を背景に生まれるか、さまざまな角度からその思考を浮き彫りにする。著者自ら選び、編み直したとっておきの対談・エッセイ集。ファン待望! 03年からの著者探検活動年表付き!
角幡 唯介[カクハタユウスケ]
内容説明
本書は、稀代の旅人のたくみな表現術が何を背景に生まれるか、長い冒険潭とは異なるさまざまな角度から、その思考を浮き彫りにする。〇三年から一六年における旅と文筆の活動歴が一目でわかる、ファン待望の著者年表付き!角幡唯介が自らの手で選び、編み直した、探検と表現にまつわる、とっておきの対談・エッセイ集!
目次
第1部 旅を書く、自分を書く(記事『夏の闇』に見る人間・開高健の荒地;対談(沢木耕太郎)歩き、読み、書くノンフィクションの地平
対談(増田俊也)「たったひとつの信じるもの」 ほか)
第2部 人はなぜ冒険をするのか(解説『日本人の冒険と「創造的な登山」』「反体制」としての冒険;解説『百年前の山を旅する』本当の登山へのオマージュ;解説『サハラに死す』時代を貫く冒険という文学 ほか)
第3部 旅から見えること(記事 梅棹忠夫と西陣、北山;記事 富山登山者、管理を求める人々;対談(鈴木涼美)危険でも行かなくてはならない場所、書かなくてはならないこと ほか)
著者等紹介
角幡唯介[カクハタユウスケ]
1976年北海道芦別市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、同大探検部OB。2010年『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』(集英社)で第八回開高健ノンフィクション賞、11年同作品で第四二回大宅壮一ノンフィクション賞、第1回梅棹忠夫・山と探検文学賞。12年『雪男は向こうからやって来た』(集英社)で第三一回新田次郎文学賞。13年『アグルーカの行方129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』(集英社)で第三五回講談社ノンフィクション賞。15年『探検家の日々本々』(幻冬舎)で第14回毎日出版文化賞書評賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みえ
Tadashi_N
アリ子
taku
nemunemuanyo
-
- 和書
- 告白怪談 そこにいる。