出版社内容情報
アイドルはもうみな6時前に食べてる!?
食べる時間、食べる順番を変えるだけでやせる。夢のダイエットの秘密はだれもが体内に持つ時計遺伝子をリセットすること。最新の生命科学でわかった決定版ホントのラクやせメタボ脱出法!
内容説明
働く大人が今日からできる。食べる時間と順序を変えるだけ。思いっきりラクしてメタボ即脱出。時間でやせる最新科学を、あの女子栄養大学の香川靖雄先生がわかりやすく伝授。
目次
第1章 なぜ、あなたはやせないか(食べていないのに、太る;「時計遺伝子」が見つかった ほか)
第2章 「時計遺伝子」でやせる(理想的な一日;夕食は夕方の六時にとるのが理想 ほか)
第3章 時計があえば、心身が変わる(朝ごはんを食べると成績が上がる;「早寝・早起き・朝ごはん」 ほか)
第4章 誰でも「時間」でやせられる(現代人の「時間」は乱れている;「時間」の乱れはコントロールできる ほか)
第5章 「時計」はもう一つある(朝食の欠食の結果は五〇代になって表れる;砂時計型の「テロメア」の発見 ほか)
著者等紹介
香川靖雄[カガワヤスオ]
1932年東京生まれ。1957年東京大学医学部卒業。聖路加国際病院、東京大学医学部生化学助手、米国コーネル大学生化学分子生物学客員教授、自治医科大学生化学教授などを経て、女子栄養大学副学長、自治医科大学名誉教授。専門は生化学、分子生物学、人体栄養学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ココアにんにく
4
今興味のある「時間栄養学」関連本2冊目。ポップな表紙と大きな字で軽い本と思っていたら内容充実!テロメアについてもっと知りたいと思っていたら、終盤に詳しく書かれていた。命の回数券というよりロウソクを思い浮かべた。前読んだ本との共通は朝の光と朝食。25時間の体内時計(最近の研究では24.5時間とも)をリセットするには。この2つなんですね。朝の太陽は中枢時間遺伝子を、起床2時間以内の食事は末梢時計遺伝子をリセットしてくれる。 名前をよく聞くビーマルワンも本書で詳しく知ることができました。2018/06/06
Artemis
3
人間も地球に生きる生き物で、本来の人という生物の活動性と現代の生活習慣がずれてしまうから、病気が増えるのね。がんじがらめにはなりたくはないけど、時計遺伝子を活性化する生活は体にとっても楽チンで生き生きとするのかも^_^2015/01/07
おみか
2
これ本当に面白い。よくあるダイエット本のように何度も同じことが繰り返されている薄い本ではない。というのもテロメアという人間の寿命を決めるDNAについてや脂肪合成を促進するビーマルワンというタンパク質。アルドステロンという塩分を蓄えるホルモン。それぞれが時間によって働きが違うっていうのが興味深すぎるっ! とにかく朝太陽を浴びてしっかりごはんを食べることが大事ってのがわかるように説明されてます。 自治医科大学が設置された時に全寮制にして朝食を食べさせたら成績が2割アップしたそう。ちゃんと根拠があってますます説2013/01/06
myu
0
「○○を食べてはいけない・食べなくてはいけない」というのでなく「身体が本来持っているリズムや機能に合わせてバランスのよい食事を摂りましょう」ということなので、ストレスが少なそうで受け入れやすい。いままでバラバラな知識として聞いていたいろいろな身体によいことの理由が説明されていて、きちんと筋が通った感じ。2013/02/23
DRYM_8
0
規則正しい生活を具体的に記載してある本。ダイエットに限らず、健康かつ知的、生産性のある生活を送るために、全世代に役立ちそうな内容ではある。コンパクトにまとめられていて、1時間程度で読めたのも良い。が、一部記述が気になる。(48,102)。「用意される」のを「ゆったり待つ」「特別ではない」朝食。女性の睡眠時間が短くなったのは「ゲームやテレビでなどで何の気なしにだらだら夜更かしするようになったから」。目線が大変残念賞。自治医大の話も大変興味深かっただけに余計に。専業主婦のいる働き盛り男性向けの本だったのか…。2021/09/07
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