あってよかった！応援したいニッポンを幸せにする会社

鎌田 實【著】

集英社（2012/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 262p／高さ 19cm
• 商品コード 9784087814958
• NDC分類 335.21
• Cコード C0095

出版社内容情報

こんなすばらしい会社があるという感動!
あなたのお金をもっと生かし、日本の復興にも参加する。このふたつを同時に実現できるのは、育てたい「いい会社」をみつけて投資すること。それがあったか資本主義を実現する一歩になる。

内容説明

鎌田實は医師で作家というだけじゃない。４億円の赤字を抱えた公立病院を２０億円の黒字に転換させた経営者でもあった。だから、幸せを感じられる国をつくる処方箋を、どうしても書きたかった。おもしろくて、明日が楽しみな会社をぜひとも知ってほしかった。

目次

１章　世界に誇れる技術とサービスで、復興にも貢献する会社（精密部品・試作品製作―菊池製作所；宅配便―ヤマト運輸；地理空間情報サービス―パスコ）
２章　安全でおいしい「食」を追求する会社（きのこ生産・販売―ホクト；料理レシピサイト運営―クックパッド；会員制食品宅配サービス―らでぃっしゅぼーや）
３章　環境にやさしい省エネ技術を開発する会社（住宅メーカー―ＬＩＸＩＬ（リクシル）住宅研究所
自動車メーカー―三菱自動車工業）
４章　高齢化社会で伸びが期待される医療と薬品の会社（精密医療機器メーカー―マニー；漢方薬メーカー―ツムラ）
５章　社員を大事にして、業績アップにつなげる会社（北海道の菓子メーカー―六花亭製菓；服飾雑貨ブランド―ヨーガンレール；家電量販店―ケーズホールディングス）

著者等紹介

鎌田實［カマタミノル］
１９４８年、東京都に生まれる。１９７４年、東京医科歯科大学医学部卒業。１９８８年、諏訪中央病院院長に就任。２００５年より、同病院名誉院長。２０００年、著者『がんばらない』（集英社刊）がベストセラーになる。２００６年読売国際協力賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん]

世の中には色々な企業が有ります。利益最優先で社員や、お客を省みない企業が有る一方、本書に掲載されている様な、利益で無く、義を大事にする企業も有ります。折角、働くのであれば本書に掲載されている様な企業で働きたいものです。就職活動を控えている学生や、転職を考えている人は、企業を選ぶ上で、給料だけで無く、世の中に意味の有る事を成す、いい会社を選ぶ視点も必要になりそうです。

2015/02/06

[手押し戦車]

企業の目的とは産業発展もあるけど、お客様がいて始めて売上が発生利益が確保出来る。本心で顧客満足第一と同じ位、社員満足第一を掲げ企業活動していると地域コミュニティへの貢献を実現し最終的に株主が報われる三方良しが実現出来る。顧客と社員を同じ位大事にする組織は社員が活発になり笑顔が溢れ地域愛が芽生え自然と人の強みに焦点を当て合える習慣が出来る。ビジネスは競争力も大事だが社員満足度が企業の強み顧客維持さらに長期競争力を支えている。投資をする時は配当率より社員満足度を重要だな

2014/09/16

[Humbaba]

お客さまの満足が第一，と考えることが普通の小売業で，ケーズデンキだけは違う道を選ぶ．最も重視するべきは社員であり，社員が満足するからこそお客さまの満足するサービスが提供できる．そのような考え方も，一つの正しい解なのだろう．

2012/07/05

[薔薇喰い姫]

ほくとの舞茸は菌床だけど、かなり美味しいと思うの。

2015/10/05

[goodtrip]

社員を大切にし、健全に業績を伸ばし、社会にも貢献する、そんなあたたかい企業が登場する。筆者の主張には理想論すぎるかなと感じる部分はあったが、企業紹介は面白い。

2015/09/10