内容説明
突然やってきた介護。夫の母とのくらしは、とまどいと混乱からはじまった。でも母の「ありがとう」と微笑みが、私に生きる喜びをあたえてくれた。
目次
プロローグ ひかりのなかで
第1章 介護は突然やってきた
第2章 部屋から煙が!
第3章 朝ごとの手紙
第4章 カレーライスを作りたい
第5章 父の死が覚えられない
エピローグ ゆっくりと…
著者等紹介
城戸真亜子[キドマアコ]
1961年生まれ。武蔵野美術大学油絵学科卒業。1981年女流画家協会展、1998年VOCA展入選。1986年よりほぼ毎年個展を開催。一方で、美しい街づくりをめざしパブリックアートも手がける。画業のほか、エッセー執筆、テレビ出演、介護にまつわる講演会など幅広く活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シェラ
3
絵日記に描かれていた絵がとてもかわいらしいです。ゆったりと流れる時間を大切にしている感じがよかったです。2010/02/22
E M !
2
ふとした瞬間にあるほんわかとする気持ちを忘れたくないからこそ福祉を勉強してるんだった、と初心の気持ちを思い出させてくれました。辛かったり落ち込んだりすることのほうが多いけれど、城戸さんのように高齢者の方と接していけたらと思いました。ばあちゃんに会いたいなあ…。2011/07/07
100分
1
著者が義理の母に沿いながら介護する、やさしい、美しいし姿が思い浮かぶようです。子どもであれ、親であれ、義理の親であれ、世話をすることは生き甲斐になるんだなぁ、と思わせるような良書でした2009/12/21
okatake
0
城戸真亜子さんの義母の介護日記。義理の両親との心暖まるふれあいが素敵です。 義父ががんで倒れたことから同居が始まります。やがて義父が亡くなり、認知症を患う義母との生活が。 初めてのことで戸惑いながらも、ユーモアを忘れず、試行錯誤しながら介護されているのがわかります。時折はさまれている絵がとても心癒してくれます。2017/05/21
∂∇∂){ヤイニ
0
★42014/05/06