内容説明
坂本竜馬、高杉晋作、太宰治、島崎藤村、与謝野晶子など歴史上の人物39人の愛のかたち。読むだけでもときめく!旅のガイドブックにも使いたい一冊。
目次
第1章 九州・沖縄地方
第2章 中国・四国地方
第3章 近畿地方
第4章 中部地方
第5章 関東地方
第6章 北海道・東北地方
著者等紹介
黛まどか[マユズミマドカ]
俳人。神奈川県生まれ。1994年、「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞受賞。1999年、北スペイン・サンチャゴ巡礼道約900kmを徒歩で踏破したのに続き、2001年~2002年、四季にわたり5回訪韓し、釜山からソウルまでの道のり約500kmを徒歩で踏破。2002年、『京都の恋』にて第2回山本健吉文学賞受賞。2005年より「日本再発見塾」呼びかけ人代表。携帯メールマガジン「週刊まどか歳時記」を毎週日曜朝10時に無料配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たくのみ
7
文豪、俳人、伝承、古典の悲恋の舞台となった町を旅する、黛さんのなりきり旅エッセイ。偉人の話より知らなかった伝説の物語に、深い思いを寄せる姿がロマンティック。南から、九州、中国・四国、近畿、中部、関東と北に向かって進み、最後は帯広の歌人でしめる。そして各地でヒロインに捧げる俳句が味わい深い。理不尽な結末を迎えた悲恋が日本中にあるということも改めて認識した。 2014/02/05
銀木犀
1
この著者を知らなかったけど、テレビなどにも良く出る歌人さんだったのですね。有名人と知らなかったので、ご本人の写真が多くて意味がわからなかったです。いろいろな作家や偉人のエピソードは面白かったけど、作者の専門分野である歌壇関係の人が多かったようで半分くらいは知らなかった。勉強になりました。2009/10/23
カツ丼
0
従来の観光案内書とは違った観点でおもしろかったし、ほとんど知らない人で勉強になった。2012/12/22
彩美心
0
谷崎潤一郎とその妻の話が良かった。愛し愛されて生きたいものだな。2019/12/27




