内容説明
リズムにのって覚えたい日本語たち。ゆたかでおいしいことばが満載。日本語の魅力を再発見できる本。
目次
実用篇・言葉のモバイル(ニカイの下に女あり―字を覚える;せりなずな―暗記はまかせて;とおずつとおるおおかみ―定形外乱闘 ほか)
逸話篇・言葉のヒーロー(一富士に鷹匠さんになす粗相―困ったときの歌だのみ;名をも雲井にあげるかな―歌で出世;まだふみもみず天の橋立―ふーんだ!の歌 ほか)
現代篇・インターネット時代のコトダマ(インターネットと言葉)
著者等紹介
高柳蕗子[タカヤナギフキコ]
歌人。1953年埼玉県生まれ。明治大学文学部卒業
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感想・レビュー
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にじいろ
3
日本語がおもしろい。万葉のものからアスキー文字まで。2014/02/14
takejin
1
言葉というか、言霊というか、呪文というか。日本語の言葉遊びを、和歌を中心に集めたもの。はじめちょろちょろのような、実用的なものよりも、機知を込めた和歌のとっさの応酬の方が多いかな。周期律のごろ合わせが、なぜかエロいものばかりなのが笑えた。2013/05/29
おめるた
1
歌に見る日本。コトダマ信仰の面白さを様々な歌を紹介しながら見ていく。日本人ってノリが良かったんだってことを思い知らされた。言葉に心を込めるやり方は世界でも屈指かもしれない。2010/11/29
hachiro86
0
リズム、ユーモア、インパクト2009/04/19