出版社内容情報
明るく、家族的で、なぜかアンチがいない東京ヤクルトスワローズ。
その独特のチームカラーの正体を、多数のレジェンドOB、現役選手、
首脳陣らの証言で掘り下げた「新説・ヤクルトスワローズ史」。
若松勉、池山隆寛、岩村明憲、山田哲人が語る「ミスタースワローズの系譜」
広沢克己、宮本慎也、関根潤三が語る「負けグセの系譜」
松岡弘、尾花高夫、石川雅規が語る「歴代エースの系譜」など
球団創設時代から脈々と受け継がれる「9つの系譜」から
「ヤクルトらしさとは何か」を掘り下げていく。
あの八重樫幸雄はかつて、俊足内野手で一本足打法だった?
金田正一の背番号「34」はなぜ、永久欠番でないのか?
野村克也という“劇薬”に生かされた男、殺された男とは?
岡林洋一、伊藤智仁ら90年代のエースはなぜ、壊れたのか?
関根潤三に「1勝2敗の勝者論」を問いただす!
などなど、スワローズファン、プロ野球ファン必読の1冊。
「12球団ファンクラブ評論家R」でありながら、
実は熱狂的なスワローズファンとして知られる
ノンフィクションライターの長谷川晶一が
圧倒的な熱量と取材量で書き下ろす。
[CONTENTS]
序章 きっかけは、1冊の手帳から
第一章 甲子園の夜空にポテチの空き缶 ――かすみ草の系譜
第二章 ミスタースワローズ ――背番号《1》の系譜
第三章 渋く、地味で、目立たなくとも…… ――脇役の系譜
第四章 燃える斗魂、涼しい眉に ――歴代エースの系譜
第五章 伝説のカネやんに会えなくて…… ――国鉄戦士たちの系譜
第六章 アンチ『1勝2敗の勝者論』――負けグセの系譜
第七章 「野村」という劇薬――IDと超二流の系譜
第八章 傷つき、打ちのめされても…… ――リハビリの系
第九章 緩さと厳しさの狭間で…… ――ファミリー球団の系譜
終章 いつも、気づけば神宮に
内容説明
「明るく」「家族的で」「なぜかアンチがいない」レジェンドOB、現役選手らの証言で綴る「ヤクルトらしさ」と愛すべき「ファミリー球団」の正体。脈々と受け継がれるスワローズ「9つの系譜」
目次
第1章 甲子園の夜空にポテチの空き缶―かすみ草の系譜
第2章 ミスタースワローズ―背番号“1”の系譜
第3章 渋く、地味で、目立たなくとも…脇役の系譜
第4章 燃える斗魂、涼しい眉に―歴代エースの系譜
第5章 伝説のカネやんに会えなくて…国鉄戦士たちの系譜
第6章 アンチ『一勝二敗の勝者論』―負けグセの系譜
第7章 「野村」という劇薬―ID野球と超二流の系譜
第8章 傷つき、打ちのめされても―リハビリの系譜
第9章 緩さと厳しさの狭間で―ファミリー球団の系譜
著者等紹介
長谷川晶一[ハセガワショウイチ]
1970年生まれ。早稲田大学商学部卒。出版社勤務を経て、2003年にノンフィクションライターに。2005年よりプロ野球12球団すべてのファンクラブに入会し続ける、世界でただひとりの「12球団ファンクラブ評論家」…ではあるが、実は1980年に初めてヤクルトFCに入会して以来、38年間、純潔を保ち続ける一途なヤクルトファン。著書多数。また、2017年より『文春オンライン』の「文春野球コラムペナントレース2017」ではヤクルト担当として、もうひとつのペナントレースを戦っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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けいこ
ちはや@灯れ松明の火
katoyann
けんとまん1007
harukawani