樋口可南子のいいものを、すこし。〈その3〉

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  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784087807103
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0095

出版社内容情報

器や染物、ハチミツ、数寄屋造の建築など……。女優・樋口可南子さんが、暮らしの中で心惹かれた「いいもの」を訪ね、ものづくりの現場を紹介する第3弾。大分や高松、被災地・気仙沼への旅も収録。

内容説明

職人兄弟が染める江戸の更紗や父から娘に受け継がれるホームスパンのストール。東西の珈琲の名店を訪ね、老舗の和菓子に舌鼓。雑誌『´eclat』の人気連載大人のための「いいもの」見聞録「いいものを、すこし。」シリーズ完結!

目次

1 創(花人、川瀬敏郎さんの「捧げる花」―花の力を強く感じて;自在のひと、柚木沙弥郎さん―表現のジャンルにとらわれることなく ほか)
2 食(土井先生に訊いた「おいしいもん」の理由―土井善晴さんの『おいしいもの研究所』;韓国のお茶の滋味深い香りとともに―京都・河原町通の喫茶店『李青』 ほか)
3 訪(柳宗悦の自邸を訪ねた日―民藝運動の旗手の住まい探訪;大工棟梁、中村外二の仕事に再会した日―『和久傳』の数寄屋建築 ほか)
4 旅(海の恵み、山の恵みを求めて―大分 豊かなる国;石の人、木の人を訪ねて―四国・高松)
番外篇 気仙沼―復興を支える人々のものがたり

著者等紹介

清野恵里子[セイノエリコ]
文筆家。卓越したセンスによる美しい「きものの取り合わせ」には定評があり、きもの好きを中心に多くの読者から支持されている。同様に、現代のやきものや工芸品、古美術などにも関心が深く、その美意識に貫かれた独自の視点で、雑誌の企画、構成、執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

127
第3段目の樋口さんのいいもの探しです。今まであまり知らないものなどを紹介してくれて楽しませてくれます。樋口さんの人柄にぴったりの感じのシリーズで楽しめました。特に私は流れさんをたずねたところがいいと感じました。流れさんはむかしから注目していて、石彫刻で有名ですがまだご健在であったのですね。気仙沼の探訪記も地元の人の元気な様子がよく出ていたと思います。2016/02/29

小梅

78
シリーズ3作目。土井善晴先生のエッセイを読みたくなりました。「よく食べることは、よく考えること。よく食べることは、よく生きることです。」激しくうなずきながら読みました。しかし、可南子さん良い所ばかり行ってるなぁ〜羨ましいです。2016/01/13

アズル

27
今回はあまり可南子さんのアップの写真がなかったのが少し残念でした。日本の「いいもの」を探訪する可南子さん、とても素敵。そういえば、ずっと昔に湯島天神の甘酒屋さんで甘酒を飲んだことを思い出しました。2016/01/24

サルビア

20
東日本大震災の後の気仙沼を訪れた可南子さん。そこにあったのは、震災に負けずに生きている人たちの矜持でした。2016/05/27

Kei

14
同じく、もう3.(笑)同じくディープに。(笑)写真と文章と。静かにたんわりと楽しめます!2014/06/20

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