出版社内容情報
器や染物、ハチミツ、数寄屋造の建築など……。女優・樋口可南子さんが、暮らしの中で心惹かれた「いいもの」を訪ね、ものづくりの現場を紹介する第3弾。大分や高松、被災地・気仙沼への旅も収録。
内容説明
職人兄弟が染める江戸の更紗や父から娘に受け継がれるホームスパンのストール。東西の珈琲の名店を訪ね、老舗の和菓子に舌鼓。雑誌『´eclat』の人気連載大人のための「いいもの」見聞録「いいものを、すこし。」シリーズ完結!
目次
1 創(花人、川瀬敏郎さんの「捧げる花」―花の力を強く感じて;自在のひと、柚木沙弥郎さん―表現のジャンルにとらわれることなく ほか)
2 食(土井先生に訊いた「おいしいもん」の理由―土井善晴さんの『おいしいもの研究所』;韓国のお茶の滋味深い香りとともに―京都・河原町通の喫茶店『李青』 ほか)
3 訪(柳宗悦の自邸を訪ねた日―民藝運動の旗手の住まい探訪;大工棟梁、中村外二の仕事に再会した日―『和久傳』の数寄屋建築 ほか)
4 旅(海の恵み、山の恵みを求めて―大分 豊かなる国;石の人、木の人を訪ねて―四国・高松)
番外篇 気仙沼―復興を支える人々のものがたり
著者等紹介
清野恵里子[セイノエリコ]
文筆家。卓越したセンスによる美しい「きものの取り合わせ」には定評があり、きもの好きを中心に多くの読者から支持されている。同様に、現代のやきものや工芸品、古美術などにも関心が深く、その美意識に貫かれた独自の視点で、雑誌の企画、構成、執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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