Shueisha PB series
グロリアス・デイズ―終わりなきサッカー人生

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087807080
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0095

出版社内容情報

J2から日本代表にカムバックした豊田陽平をはじめ、何度挫折しようとも決してサッカーを諦めない8人の男たちの骨太ノンフィクション。故・松田直樹の追悼ノンフィクションも収録。

内容説明

本書は、向かい風の中で奮闘する男たちの物語である。代表の人気選手の人生訓や海外組の成功譚のように華やかではないが、人間が懸命に格闘する姿は、見惚れるほど切なく逞しく美しい。荒波を乗り越えてこそ、栄光の日々がある。彼らの人生の格闘を描いた骨太のノンフィクション。

目次

序章 本田、長友…彼らもアンチ・ドロップアウトだった
第1章 豊田陽平―日の丸をつけたゴールゲッター、戦闘の記憶
第2章 中山悟志―“浪速のゴン”が取り戻そうとした「感覚」
第3章 小林大悟―異国に希望を見た技巧派MFの冒険は終わらない
第4章 坂田大輔―ワールドユース得点王が辿ったその後の旅
第5章 水沼宏太―「二世選手」という偏見を討てたとき
第6章 水野晃樹―「オシム・チルドレン」の再起はなるか
第7章 藤本主税―サッカーに救われた男のJリーガー18年
第8章 小澤英明―所属クラブがない「現役」ゴールキーパー
第9章 北嶋秀朗―栄光のストライカーを支えた反骨心
終章 松田直樹とは何者だったのか

著者等紹介

小宮良之[コミヤヨシユキ]
1972年、横浜市生まれ。大学卒業後にスペインのバルセロナに渡り、スポーツノンフィクションライターとして活動を始める。語学力を駆使してEURO(欧州選手権)、冬季五輪、W杯などを現地取材後、2006年からは日本に拠点を移す。人物インタビューに定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鈴木正大

2
集英社のサッカー雑誌「Sportiva」連載のコラムを単行本に纏めた3部作の最終巻。「アンチ・ドロップアウト」「フットボール・ラブ」続くのが本書だ。豊田陽平、中山悟志、小林大吾、坂田大輔、水沼宏太、水野晃樹、藤本主税、小澤英明、北嶋秀明。J!もJ2もJFLも観るのが好きな私は今年からはJ3も観に行きたいと思っている。そこには且て輝いていた選手達が戦力外通告を受け、下のカテゴリーに行っても、懸命にボールを追い掛ける姿を目の当たりにする事が出来る。決してメディアに取り上げられる事はないが、それでもピッチを走る2014/01/30

湘南☆浪漫【Rain Maker】

1
連続して取り上げられている小澤英明を含めて、同年代の選手の話なのでグッと引き込まれた。 選手の数だけ物語はある。2018/03/16

ホリエンテス

1
Jリーガー達のそれぞれのストーリー。怪我に泣き、監督に干され、降格の憂き目にあう。代表選手のような華やかな道ばかりではない。でも何くそと思う反発心やサッカーに対する愛情で対峙する選手は尊敬するな。2018/01/11

Arata Kondo

1
終わりなきサッカー人生 というタイトル通り、決して諦めない男たちの物語。向かい風の中で、どこまでも突き進む野郎どもの美しいこと2014/03/02

Barbierock1

1
アンチドロップアウト三部作の最後は、元柏の北嶋秀朗。個人的には、代名詞と言ってよいくらいの存在と思う。レイソルサポーターなので、かえって世間のイメージはわからないけれども。彼の不撓不屈の闘いは、フィールドの外の者の魂も揺るがす。2014/02/15

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