内容説明
F1ファンが愛した『あのホンダ』はもはや存在しない…。
目次
第1章 迷走の始まり(ホンダと僕の最初の一歩;ジョン・サーティースが語るホンダとの絆 ほか)
第2章 分裂と挫折(「ビコーズ・ウィー・ラブ・レーシング」;ポラックとヴィルヌーヴの出会い ほか)
第3章 天国から地獄へ(琢磨、初表彰台!;頂点まであと一歩 ほか)
第4章 ホンダF1はなぜ自壊したのか?(第3期ホンダF1はサラリーマン集団;そもそもホンダの実力では勝てなかった ほか)
著者等紹介
川喜田研[カワキタケン]
1965年、神奈川県横浜市出身。92年にニューズ出版入社。『F1速報』『レーシングオン』誌でF1担当編集者、スタッフライターとして勤務。99年に独立し、以後、約10年にわたりF1の現場取材を続けながら『F1速報』『レーシングオン』『週刊オートスポーツ』『カーグラフィック』『週刊プレイボーイ』『スポルティーバ』等に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まるも
3
第3期のホンダは、契約をしておきながらあっさりとそれを放棄できるような不誠実さに呆れ、失望しました。もし第4期があるのならば、第3期をちゃんと反省して、同じことを繰り返さないでもらいたいものです。2009/12/17
ニョンブーチョッパー
2
◎2010/10/07
snakedoctorK
1
ホンダとスーパーアグリの関係はまるで猪木とUWFみたいだ わかる人にはわかるだろう2010/09/28
ken123
1
Good! ホンダの第3期F1は次の一節に集約される。「『何のために戦うのか』が不明確なまま、責任の所在もあやふやで、勝利に向けた具体的なヴイジョンも、現代のF1という戦場への理解も、自分たちの能力への正確な自己認識も欠いたまま、第2期F1の栄光の記憶と根拠のない自信だけで突き進んだ第3期F1というあまりにも悲劇的な戦争は屈辱にまみれた形で敗戦を迎えた」。時が経つと、大きくなると、企業というのは当たり前を当たり前にやれなくなるのかもしれない。それに引っ張られてその中の人も気付かずに変化してしまうのだろう。2010/05/02
hamamelon
1
第3期参戦までの違和感が文字になっって突きつけられる 応援していたのだが… …2009/12/01