内容説明
女性誌MOREの超人気連載、待望の単行本化!幸せになりたいと願うすべての女性のためのすべての答えがここにある。
目次
第1章 人が人を愛する意味
第2章 上質な女になる
第3章 今、あなたに足りないのは美意識
第4章 強い心を手に入れる
第5章 現代をラクラク泳ぐ知恵
著者等紹介
美輪明宏[ミワアキヒロ]
1935年、長崎県長崎市生まれ。国立音楽大学付属高校中退。52年17歳でプロ歌手としてデビュー。57年『メケメケ』、66年『ヨイトマケの唄』が大ヒット。67年寺山修司主宰の天井桟敷旗揚げ公演『青森県のせむし男』で女優として初舞台。以後『毛皮のマリー』、三島由紀夫脚本『黒蜥蜴』、『双頭の鷲』『椿姫』『愛の讃歌』など伝説と呼ばれる舞台の主役を務める。97年再演の『双頭の鷲』で読売演劇大賞優秀賞を受賞。舞台以外にもコンサート、講演、雑誌連載、執筆活動など、幅広く活躍中。02年には、オリジナルからシャンソン、童謡まで100曲以上が収録された歌手生活50周年記念アルバム『美輪明宏全集』をリリース
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らったった
81
混沌としたこの世の中に著者がたくさん突っ込んで行きます。その言葉の重みを感じながら読んでいきました。カラーページもあり、尊敬する方々との対談。自分を作ってくれた方逹との話。最後のあとがきが響きました(*^^*)2014/11/10
ach¡
39
わかってはいるのだ…頭では。お酒なんか飲んでもムダ、おしっこになって出ていくだけ((´・ω・`))幸せとは充足感、これ以上何も望むものはないとしみじみ思う気持ち((´◦ω◦`))面倒くさいを口ぐせにしていると知能と行動レベルが低下して、そのうち食事もセックスも面倒になって、ただの人糞製造機になってしまう(((´0д0`)))とかとか、耳が痛ぃ。心が痛ぃ。美輪サマの御言葉がグサグサ突き刺さる。ぁぅ。。私には足りないことだらけ。至らない点ばかり。わかってはいるのだ…頭では。わかってはいるのだ…ウム、猛省なのだ2016/04/02
美登利
37
若い人は、とにかく自分の内面を磨きなさい。美しさよりも、皆を虜にするはずだ!そのためにはありとあらゆる努力をしよう。本を読む、芸術に触れる、内面がつまらないから捨てられるのだ。いまの日本を悪くしてるのは、若者ではなく、40~70代の大人だ!我々の年代が改めなければ、日本はドンドン悪くなるんです。自分の幸せたけを考えて浮かれすぎてました。グサグサ心に響きます。他人の為にも心配りができるのが、大人なのだ!2013/10/08
KAKAPO
28
私は、美輪さんを変な人だと思っていましたが、この本を読んでガラッと印象が変わりました。波乱に富んだ人生を歩まれたからこそ到達した高い視点から、人の心の問題を俯瞰し多くの示唆を与えてくれます。この本との出会いは気持ちが弱くなっていた時でした。でも、この本に出会えたのですから、気持ちが弱くなることも悪いことばかりではありません。是非若い女性に読んでいただきたいと思います。本当に魅力的な女性に成長するために、素晴らしい男性と出会い愛し合える関係を築くために、どんな気持ちで日々過ごしたらよいのかが示されています。2013/05/01
べる
19
本当の愛は見返りを求めない与えっぱなしの気持ち。恋は自分本位で、愛は相手本位になれること。人に愛情を求めるのは自分に誇りがないから。相手の心の見えない部分まで見ようとする思いやりを持つ人は自然と愛される。永遠の愛を得る近道は自分を磨き、引出しを詰めること。音楽、文学、絵画などの芸術から美意識を確立させる。特に1950年代までの芸術は特効薬。蓄えた知識はどこかで花開いて魅力的に見せる。真のオシャレは自己志向型。生きがいの数が多いほど精神は安定する。自分の能力を生かして生きていれば、代わりになる人はいない。2022/06/27