この顔で悪いか!

この顔で悪いか!

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087802641
  • NDC分類 779.14
  • Cコード C0095

内容説明

可笑しくて怖い。怖くて可笑しい。異色の喜劇役者、伊東四朗の抱腹絶倒・初の書き下ろしエッセイ。

目次

第1章 四谷階段下夕暮れ・駆け出し時代の扉を開ける
第2章 朝日は昇る四朗も昇る・生涯忘れ得ぬ五人衆
第3章 六本木・一三坂の夜は更けて、野際陽子さんと紹興酒に酔う
第4章 夕焼けこやけで鐘が鳴る・袖すりあった友達の輪
第5章 渋谷・桜丘昼下がり、三宅裕司さんといい加減にしてみよう
第6章 人生まだまだ六十年“喜劇役者”伊東四朗の行く末は…

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨーイチ

24
喜劇役者(本人のポリシーらしい)伊東四郎の自伝を含んだ仕事エッセイ。かつて「喜劇」と呼ばれたジャンルが確かに存在していて、映画、テレビの勃興で「実演・劇」の部分が縮小していく中、しぶとく生き残って来た。思いつくままに列挙すれば、浅草、ストリップ、ボードビル、コント、バラエティショー、ミュージカル、などなど。昭和は遠くなりにけりでも、北野武や渥美清が「浅草」出身だったらしい、てな崇敬は辛うじて残っている。実は伊東四郎こそが「最後の継承者」ってのが小生の見立て。続く2024/07/26

夜の女王

22
基本タレント本には興味が無いんだが、伊東四朗が好きなのと開き直ったタイトルが笑えるので借りる。喜劇役者を目指すまでの話、駆け出し時代の苦労、南伸介との出会い、野際陽子や三宅裕司との対談等々、伊東四朗そのままの気負わない語り口で楽しく読めた。お笑いもシリアスも出来る伊東四朗の芸風が原点が分かる。まだバイト暮しの頃に、自作の脚本を飛び込みで歌舞伎座に持って行ったら、尾上松緑(二代目)が快く見てくれたとか。松緑さんの神対応に感動!2018/09/20

キミ兄

3
20年数前の本なので伊東四朗60歳。この人は思考から言葉までの距離が短いので言っていることが信用できる。実直というのはこういうことなんだな。今日小松政男が亡くなったらしい。明日のラジオ番組での彼のコメントを待ちたい。☆☆☆。2020/12/11

やいとや

2
ここから、記録つけて2年目に入る。1年目は71冊。すっかり読書から遠ざかっていたんだけど、今度「熱海五郎一座」を見るので。この本が出る直前に「いい加減にしてみました」があって、それについての三宅裕司との対談もあり。このときは、前の席に小林信彦がいた。それにしても、ラジオでもそうだったけど、伊東四朗の記憶力はすごい。芸人としての、気負わない気構えが心地よい。2012/05/15

kobayo

1
新聞にこの本から引用されたのを見て手にしたが、あっという間に読了。喜劇役者としての矜持、共演者との数々のエピソードが愉しく温かい。2023/08/12

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