呉・三国志〈5〉長江燃ゆ―秋風の巻・興亡の巻

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  • サイズ B6判/ページ数 450p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087743418
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

三国志―英雄たちの戦いのドラマに、幕が降ろされた。曹操、曹丕が、劉備、諸葛亮が、そして孫堅、孫策、孫権、周瑜、魯粛、呂蒙、陸遜が、それぞれ舞台を降りて行く。三国志100年のロマンが終わる。ライフワーク完結。

著者等紹介

伴野朗[トモノロウ]
1936年7月愛媛生。東京外国語大学卒。朝日新聞外報部記者、上海支局長などを勤める。76年「五十万年の死角」で江戸川乱歩賞受賞。歴史と冒険・推理を組み合わせた作風で独自の世界を展開
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

衛兵

15
前半は孔明が死ぬ五丈原、後半は魏から禅譲された晋が呉を滅ぼすまで。年老いた皇帝孫権が、皇太子として期待していた孫登が死んだ後、次の皇太子を孫和と決めておきながら、別の息子孫覇も持ち上げたために、国を二分する混乱を引き起こす。世に言う「二宮の変」が起きるわけだが、正直この本を手に取ったのはそこが読みたかったから。しかし全然面白くなかった。孔明死後の出来事は年表を詳しく解説していくだけの流れ作業。駄作もいいところだった。三国志に興味のある方にこの本を 読 ま な い ことを強くお勧めする。2020/10/03

マッピー

13
蜀が、魏が、呉が、それぞれに終焉の時を迎える。とはいえ、やはり劉備、曹操、孫権の三つ巴の時代に比べて物語のスケールが小さく感じられるのは否めない。そもそも、人物がいないのである。若いころは才あふれた孔明や孫権も歳をとり、才能より好き嫌いで人事を動かしたりするようになると、現代と変わらない腐敗が生まれて、もう三国志じゃなくてもいいんじゃないかと思えてくるくらい。人が老いるのと同じように権力も老いるのか。興国の時の、あふれんばかりの才能のぶつかり合いが懐かしい。2019/11/08

かずお

1
★★★★☆2021/03/06

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