内容説明
三国志―天下に、魏、蜀そして呉の三帝国が!曹操を継ぐ魏の曹丕・文帝。蜀帝の劉備。そして呉帝の孫権。三帝国は、三つ巴の壮絶な戦いに突入して行く。
著者等紹介
伴野朗[トモノロウ]
1936年7月愛媛生。東京外国語大学卒。朝日新聞外報部記者、上海支局長などを勤める。76年『五十万年の死角』で江戸川乱歩賞受賞。歴史と冒険・推理を組み合わせた作風で独自の世界を展開
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感想・レビュー
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衛兵
18
夷陵の戦いから第一次北伐失敗まで。呉三国志といいながら、実質主役はほぼ孔明。思い出したかのように、孫朗率いる浙江耳が突如現れた超人とバトルします。もう何でもありの展開です。どんな方法で超人を倒すのかと思ったら、ギリシャ神話に出てくる古典的な方法でやっつけます。作者のやりたい放題です。苦行もあと一巻で終わります。もう何が出てきても驚かないと思います。2020/09/21
マッピー
12
関羽の死から蜀は傾いていった。そして劉備の死後の孔明も、いかにもさえないと思うのだけど。人材がいないと言われる蜀だけど、人材を育てている気配がない。孔明って自分が動くときも、誰かを動かすときも、周囲にきちんと理由を説明しないんだよね。だから馬謖のようなことが起きる。呉・三国志なのに、やっぱりここは蜀がメインになってしまうな。その裏で、魏の諜報機関「青州眼」の頭領となった曹妙は、孫朗への恨みをはらすべく神農三羽烏を探し出す。孫朗にこだわりすぎる曹妙に勝機は感じられない。封神演義のような神農三羽烏に違和感。2019/10/20
かずお
2
★★★★☆2021/02/25
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- 和書
- 日大を許さない