雰囲気の美学―新しい現象学の挑戦

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  • サイズ A5判/ページ数 308p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771017092
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C3010

目次

第1部 理論的考察(雰囲気;物とその脱自―物であることの存在論と美学;共感覚)
第2部 光と音(夕暮れの画像;雰囲気としての光;音響的雰囲気―生態学的美学への寄与;音楽と雰囲気)
第3部 自然(自然経験における雰囲気的なもの;夕暮れの雰囲気)
第4部 建築(光と空間―光の現象学のために;都市の雰囲気;建築の対象としての雰囲気;教会空間がもつ雰囲気)
第5部 人間(人と人の間のコミュニケーションにおける雰囲気;現われ出ること;美しく‐在ること;身体をもって空間のなかにいること)

著者等紹介

梶谷真司[カジタニシンジ]
1966年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。帝京大学文学部国際文化学科助教授

斉藤渉[サイトウショウ]
1968年生まれ。京都大学人間・環境学研究科博士課程修了。大阪大学大学院言語文化研究科助教授

野村文宏[ノムラフミヒロ]
1965年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。別府大学文学部史学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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美学の基本テーマとして「周囲の環境の質と状態性の関係」があり、一般知覚理論の中で事実的事実と現実的事実との差異が雰囲気からの信号として飛び交うことが1章で書かれている。存在論や状態性に関する雰囲気の産出についてイメージを得ることの写像の現出が建築や音楽からも滲み取れるらしい。自然現象おける夕暮れや、都市の雰囲気としての建設物などが述べられた後、人間に関するアプローチとして、内面・外面の本質的な雰囲気について人間学へと発展させている。2014/12/05

Nanako Matsumoto

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わかりやすい最後の二章くらいが好き2014/08/02

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