内容説明
あの夏、素潜りをした途端、その海に、ぞっこん惚れこむ。自然派ゆったり美的生活宣言。
目次
楽しさの分量
トリカブトのおひたし
それが大事
骨まで愛して
珍客万来
協力隊、参上
房総米米くらぶ
午後の香茶
おとなの火遊び
人生いろいろ
おいでませ鴨川へ
おいでませ鴨川へ2
手前味噌ですが
植えたい植えたい病
雨ニハ負ケル
のんびり行こうよ
かゆいところに、ムシ
楽するだ。
つま肥ゆる秋
海釣りに行こう
ま、いっか
トマトが枯れた日
房州の人
うちの空
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
71
日常のあれこれを綴ったエッセイです。村山さんが鴨川での日々の暮らしを楽しんでいらっしゃるのが伝わってくるエッセイでした。自然の中で暮らす。梨木香歩さんの小説やエッセイが好きな人はきっとこのエッセイも好みだと思います。村山さん自身が手掛けられた表紙のイラストや作中に登場するスケッチや写真も素敵でした。著書「Bad kids」の舞台となった学校は、もしかしたらM氏が勤めている学校かもしれませんね。面白かったです!★★★★2013/03/25
takaC
51
村山由佳は、鴨川に住んでた頃までに書いた小説の方が自分は好き。2019/02/27
風里
23
鴨川でののびやかな田舎暮らしエッセイ。 ここまで自然を、田舎を満喫できる人も少ないと思う。 梨木さんとは方向が違うけれども、動物や植物や自然に相対する感覚は素晴らしいと思う。2013/05/16
♡kana*
14
こういう暮らしも良いなぁ、と一瞬思う。田舎から出てきた私。2017/04/13
ねなにょ
11
田舎暮らしを思いっきり満喫している様子が伝わってくるエッセイ。20年前に書かれたもので、今も、同じ生活をしているのかな?と思ったら、どうやら、そうではないみたいですね。2016/06/14