あなたについて知っていること

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087735314
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

出版社内容情報

あなたは僕を知らない。僕だって、あなたを知らない。

エジプト、カイロ。親に決められた既定路線の人生を歩む新婚の医師ターレクは、
ある日魅力的な青年アリーと出会い、その平穏な未来は一変した。
保守的な地域での同性愛と不倫は疑惑と波紋を呼び、そして物語は思わぬ方向へと転がり始める…。
喪失と欠落、そして家族の愛を描く珠玉の文芸作品。
カナダのフランス語圏の作家のデビュー作にしてフランスで大ヒット。フェミナ賞とルノードー賞の最終候補となり、「高校生が選ぶフェミナ賞」やリブレール賞(フランス版本屋大賞と呼ばれている)ほか様々な賞を受賞した、話題の一作。

[著者プロフィール]
エリック・シャクール
1983年カナダのケベック州モントリオール生まれ。エジプト人の両親を持つ。パリ・ドーフィンヌ大学を経てモントリオール大学で国際関係論の修士号を取得した。
金融業界で働く傍ら小説を執筆。第一作である本書は2023年カナダでの出版後フランスでも刊行されたちまち人気となり、同年度の「高校生が選ぶフェミナ賞」を受賞したほか、フェミナ賞とルノードー賞の最終候補に選ばれた。翌年にはリブレール賞、フランコフォニー五大陸賞などを受賞。
現在はモントリオール在住。

[訳者プロフィール]
加藤かおり(かとう・かおり)
フランス語翻訳家。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。訳書にガエル・ファイユ『ちいさな国で』、エルヴェ・ル・テリエ『異常【アノマリー】』、ダヴィド・ディオップ『夜、すべての血は黒い』、ブリジット・ジロー『生き急ぐ』(以上早川書房)、アントニオ・カルモナ『サヨナラは言わない』(小学館)、セシル・トリリ『ちぐはぐなディナー』(講談社)ほか多数。

[原題]
Ce que je sais de toi


【目次】

内容説明

あなたは僕を知らない。僕だって、あなたを知らない。エジプト、カイロ。既定路線の人生を歩む医師ターレクはある日魅力的な青年アリーと出会い、その平穏な未来は一変する…。仏語圏で28万部を突破、「高校生が選ぶフェミナ賞」ほかいくつもの賞に輝いた珠玉の文芸長篇。保守的な文化圏での同性愛と不倫、喪失と欠落の謎、そして家族を描く物語。高校生が選ぶフェミナ賞受賞、フランコフォニー五大陸賞受賞、フランス・ケベック文学賞受賞、フランス書店大賞受賞、フェミナ賞最終候補、ルノードー賞最終候補、ほか多数。

著者等紹介

シャクール,エリック[シャクール,エリック] [Chacour,´Erc]
1983年カナダのケベック州モントリオール生まれ。エジプト人の両親を持つ。パリ・ドーフィンヌ大学を経てモントリオール大学で国際関係論の修士号を取得した。金融業界で働く傍ら小説を執筆。第一作である本書は2023年カナダでの出版後フランスでも刊行されたちまち人気となり、同年度の「高校生が選ぶフェミナ賞」を受賞したほか、フェミナ賞とルノードー賞の最終候補に選ばれた。翌年にはフランス書店大賞、フランコフォニー五大陸賞などを受賞。現在はモントリオール在住

加藤かおり[カトウカオリ]
フランス語翻訳家。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

練りようかん

15
『生き急ぐ』が良かったので訳者きっかけで手に取った。舞台はカイロ。父のあとを継いだ男性医師。家族やコミュニティでも求められる役割は大きいが迫るのは孤独感で、3部構成の第1部は2人称で語られる1949年生まれの半生だ。エジプトの法には同性愛がないことになっているが男娼はいて、国と時代に認識の歪みを感じる背景。噂、差別、愛する人の死。心をどこに配ればいいのか全方位が引っ掛かる群像劇とも言える読み口で、第2部に入ると気になってた視点が判明。不在の存在と喪失が読後初めてスリリングだったと感じるほど異様に没入した。2025/11/29

めぐ

4
どうみても最初の章では主人公らしき男の行動が全て二人称(Tu)で描写されており、周辺人物にも一向に一人称が出てこない。何の視点で紡がれた話なのだと読み進めると、どんどんやらかしては不穏な展開になり、遂には単身国外逃亡までしてしまう。いよいよこれは周辺人物でもなさそうじゃないか?となってきた辺りで誰かにぶつかりかかり、ようやく視点交代で遂に僕の話になり、その後はもう涙なしには読めないような物語になる。誰もがそれぞれの闇と共に或るような救いのなさの果てだからこそ、彼等が互いを認識し合う光景はこれほど眩しいのか2025/12/20

かりぐらし

3
敷かれたレールの上を従順に走ってきたターレクにとって、アリーとの愛は唯一制御できない想定外の出来事だった。それによって彼は家族も国も捨てる事になるが、離れてもアリーへの気持ちがなくなることはない。「あなた」と誰かがターレクに語りかける不思議な文体だが、語りかけている相手が判明した時に物語の見方が変わってくる。2人の関係は悲恋ではなくただの不倫であり、その陰で苦しみ続けた妻と息子が不憫すぎる。祖母、妹、お手伝いさんそれぞれの心情や、周りから見た妻ミラの姿など丁寧に書かれており、とても面白かった。2025/12/12

えっこ

2
良かった。「あなた」で語られる文章になかなか慣れなかったが、10ページを過ぎる頃から、文体のリズムが心地よくなってきた。「真の大人などほとんどいない…周囲の期待にみずからを順応させた子どもがいるだけ」「僕たちは喪の悲しみに慣れるのではない。ただ自分たちが死を免れえない存在であることを受け入れるようになるだけ」真の大人は祖母だった。大きな愛で赦し、送り出した。ミラもネスリーンも懐が深い。ファトヘイヤにいたっては茶目っ気まである。人間像が豊かで、音や香りまで感じて物語の世界に浸れた。2025/12/11

瀬希瑞 世季子

1
"僕はいま、あなたの人生について書くのをやめる。なぜなら、言葉は万能ではないから。言葉によって戦争を始めたり終わらせたりできるという主張がばかげているのと同じように、言葉には死者をよみがえらせる力も、病人を治癒させる力も、不当な事柄を正す力もない。いずれにしても言葉は、よくて現状を言いあらわす手段、ひどい場合には言い逃れの道具に過ぎない。僕はあなたの人生について書くのをやめる。なぜなら、あなたの人生は僕のものではないから。(…)文章で不在の穴は埋められないから。僕はあなたの人生について書くのをやめる。"2026/01/06

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