チェーンギャング・オールスターズ

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  • サイズ 46判/ページ数 512p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087735284
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

資本主義の進む近未来のアメリカで、刑務所の囚人たちに釈放をかけて殺し合わせる「スポーツ」が誕生した。サブスクリプション配信される彼らの死闘とその終わりに、多くの人々が熱狂する……。

『フライデー・ブラック』の著者が、人種差別や消費社会を痛烈に皮肉る、文芸×SF×エンタテインメントの衝撃長篇!
ニューヨーク・タイムズ紙の年間のベスト10に選出された、
全米図書賞最終候補作、アーサー・C・クラーク賞最終候補作。
スティーヴン・キング絶賛!

原題:CHAIN-GANG ALL-STARS

【著者略歴】
Nana Kwame Adjei-Brenyah
ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー
ガーナ移民の両親のもと、アメリカのニューヨーク州スプリング・バレーで育つ。ニューヨーク州立大学オールバニ校を卒業し、その後シラキュース大学でジョージ・ソーンダーズらに学び、MBA(芸術修士)を取得した。
デビュー作の短篇集『フライデー・ブラック』(押野素子訳/駒草出版)はニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリスト入りを果たし、PEN/ジーン・スタイン賞およびウィリアム・サローヤン国際文学賞を受賞した。
また初の長篇小説である本書『チェーンギャング・オールスターズ』は全米図書賞とアーサー・C・クラーク賞の最終候補作に選ばれたほか、2023年ニューヨーク・タイムズ紙の年間のベスト10冊に選出された。
現在はニューヨーク市ブロンクス区在住。
【訳者略歴】
池田真紀子(いけだ・まきこ)
1966年東京生まれ。上智大学卒業。1997年アーヴィン・ウェルシュ『トレインスポッティング』(角川文庫、その後ハヤカワ文庫NV)でBABEL国際翻訳大賞新人賞を、2024年ジョセフ・ノックス『トゥルー・クライム・ストーリー』(新潮文庫)で日本推理作家協会賞翻訳部門を受賞。そのほかジェフリー・デイーヴァーの『ボーン・コレクター』(文文春文庫)をはじめとするリンカーン・ライムシリーズ、チャック・パラニューク『ファイト・クラブ』(ハヤカワ文庫NV)、スティーヴン・キング『トム・ゴードンに恋した少女』(河出文庫)など訳書多数。

内容説明

近未来のアメリカで、囚人たちに釈放をかけて殺し合いをさせる“スポーツ”が誕生した。ネット配信される彼らの死闘とその最期に、人々は熱狂し涙する―。

著者等紹介

アジェイ=ブレニヤー,ナナ・クワメ[アジェイブレニヤー,ナナクワメ] [Adjei‐Brenyah,Nana Kwame]
ガーナ移民の両親のもと、アメリカのニューヨーク州スプリング・バレーで育つ。ニューヨーク州立大学オールバニ校を卒業し、その後シラキュース大学でジョージ・ソーンダーズらに学び、MBA(芸術修士)を取得した。デビュー作の短篇集『フライデー・ブラック』(押野素子訳/駒草出版)はニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリスト入りを果たし、PEN/ジーン・スタイン賞およびウィリアム・サローヤン国際文学賞を受賞した。また初の長篇小説である本書『チェーンギャング・オールスターズ』は全米図書賞とアーサー・C・クラーク賞の最終候補作に選ばれたほか、2023年ニューヨーク・タイムズ紙の年間ベスト10冊に選出された

池田真紀子[イケダマキコ]
1966年東京生まれ。上智大学卒業。1997年アーヴィン・ウェルシュ『トレインスポッティング』(角川文庫、その後ハヤカワ文庫NV)でBABEL国際翻訳大賞新人賞を、2024年ジョセフ・ノックス『トゥルー・クライム・ストーリー』(新潮文庫)で日本推理作家協会賞翻訳部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sam

57
「囚人たちが釈放を懸けて殺し合う」という“スポーツ”がエンタメとしてサブスク配信され人気を博している近未来のアメリカ。王者として君臨する黒人女性を主人公に、囚人たちの生き様(と死に様)や人間模様が描かれる。題材はキワモノだが戦闘場面が出てくるのはラストだけだしむしろ現代的な課題(人種差別、LGBT、資本主義)をテーマに据えた骨太の内容で、エンタメ小説としての面白さと相俟って驚くほど読み応えのある作品になっている。前著も読んでみなければな。読メがなければ手に取らなかった作品であり読み友さんのレビューに感謝。2025/03/24

ヘラジカ

48
心を「搔き乱される」なんてものではない。引き裂かれた、打ちのめされた、グチャグチャにされた…。終わらないで欲しい、いやむしろ途絶していて欲しいと願う中、無慈悲にも訪れたあの文章に、一体どんな感情を抱けば良かったのか。何度読み返しても分からない。凄惨な”バトル・ロワイヤル”に興奮を抑えられない一方で、そうした暴力を求めてしまう醜い自分自身と向き合わざるを得ない。そんな状況を間違いなく作者は意図して作り上げていて、相反するものを突き付けて読者の内に深い傷跡を残そうとしている。なんという神業だろうか。魂の傑作。2025/02/06

おだまん

11
バトル物は避けるほうですが、フライデーブラックの作者さんということで。読者はプロレス観戦しているような観客側に立ちつつ、登場人物たちの死闘に息をのむ。これがやはりアメリカ社会なのだということもただの娯楽ではいられない。2025/03/17

naff1968

8
描かれる世界観が絵空事だとは思えないほど、今、この世界は狂っている。人の生き死にでさえ売り物、見せ物になる世界。正気を保つためにまた僕は本を読む。2025/03/15

イツキ

7
殺人などの重罪を犯した囚人に武器を手に殺し合わせることをスポーツと呼ぶ近未来のアメリカが描かれます。そんな事はありえないと言い切りづらい世相と、リアリティのある設定や描写が一層強烈なインパクトを与えてくる小説でした。明らかに白人以外の人種が多い囚人たち、当たり前のようにその残酷なショーを現地や配信で見て盛り上がる人々も妙にリアルで嫌悪感を覚えさせられつつもアクションシーンやキャラ同士の関係性の描き方が上手く魅力的なので普通に楽しく読んでしまえるのも凄い。2025/04/13

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