ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087735246
  • NDC分類 929.13
  • Cコード C0097

出版社内容情報

【2024年本屋大賞翻訳小説部門第1位】

完璧な人生なんてないけれど、「これでいい」と思える今日はある。
ネットで人気を博し韓国で累計25万部(2023年9月26日現在)を突破した、心温まるベストセラー小説!

ソウル市内の住宅街にできた「ヒュナム洞書店」。会社を辞めたヨンジュは、追いつめられたかのようにその店を立ち上げた。書店にやってくるのは、就活に失敗したアルバイトのバリスタ・ミンジュン、夫の愚痴をこぼすコーヒー業者のジミ、無気力な高校生ミンチョルとその母ミンチョルオンマ、ネットでブログが炎上した作家のスンウ……。
それぞれに悩みを抱えたふつうの人々が、今日もヒュナム洞書店で出会う。

新米女性書店主と店に集う人々の、本とささやかな毎日を描く。

【著者プロフィール】
ファン・ボルム
小説家、エッセイスト。大学でコンピューター工学を専攻し、LG電子にソフトウェア開発者として勤務した。
転職を繰り返しながらも、「毎日読み、書く人間」としてのアイデンティティーを保っている。
著書に『毎日読みます』、『生まれて初めてのキックボクシング』、『このくらいの距離がちょうどいい』がある(いずれもエッセイ、未邦訳)。
本書が初の長編小説となる。

【訳者プロフィール】
牧野美加(まきの・みか)
1968年、大阪生まれ。釜慶大学言語教育院で韓国語を学んだ後、新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。
第1回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」最優秀賞受賞。
チェ・ウニョン『ショウコの微笑』(共訳、クオン)、チャン・リュジン『仕事の喜びと哀しみ』(クオン)、ジェヨン『書籍修繕という仕事:刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(原書房)など訳書多数。

内容説明

ソウル市内の住宅街にできた『ヒュナム洞書店』。会社を辞めたヨンジュは、追いつめられたかのようにその店を立ち上げた。書店にやってくるのは、就活に失敗したアルバイトのバリスタ・ミンジュン、夫の愚痴をこぼすコーヒー業者のジミ、無気力な高校生ミンチョルとその母ミンチョルオンマ、ネットでブログが炎上した作家のスンウ…。それぞれに悩みを抱えたふつうの人々が、今日もヒュナム洞書店で出会う。ネットの電子出版プロジェクトから瞬く間に人気を博した、本と書店が人をつなぐ物語。

著者等紹介

ファンボルム[ファンボルム]
小説家、エッセイスト。大学でコンピューター工学を専攻し、LG電子にソフトウェア開発者として勤務した。転職を繰り返しながらも、「毎日読み、書く人間」としてのアイデンティティーを保っている。『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』が初の長編小説となる

牧野美加[マキノミカ]
1968年、大阪生まれ。釜慶大学言語教育院で韓国語を学んだ後、新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。第1回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

381
2024本屋大賞翻訳小説部門第1位ということで読みました。本屋大賞らしい作品で良書ですが、これが本当に第1位かは疑問です。絶対的に投票数が少ないので、書店員さんたちには、もっと翻訳小説を読んで欲しいと思います。 ところで、書店のない街は、街ではないとのことですが、日本では書店のない街が増殖しています。約25年前、私は六本木の街で仕事をしていましたが、当時は書店が四店舗ありました。 しかしながら今は哀しいことに、0となっています。 https://lp.shueisha.co.jp/hyunam-dou/2024/06/08

青乃108号

333
俺は自己啓発本は一切読まない。いくらタイパ重視の時代だとは言え、手軽に人生の指南などを授かろうとは思わない。そこを踏まえてこの作品なんだけど、これは小説を装った自己啓発本だと感じた。金言めいた言葉は短い1章に1つ必ず披露され、続けて読むと相当しんどい。冒頭の理由により、残念ながら俺はこの本を好きになれなかった。その物語の持つ力で、読者に何らか1つの思いだとか発見だとかもたらせてくれて記憶に残るものこそが、良い小説だと思う。人によって感じ取るものは一緒でなくても、それは当然あり得る事で、だから面白いんだな。2025/03/17

tetsubun1000mg

247
TVの韓流ドラマが苦手なので、韓国の翻訳小説は避けていたのですが。 本屋大賞の翻訳小説部門第一位となれば外れは無いと選んでみる。 土地や名前が違うだけで日本の小説と変わりがない事に驚きました。 激情の国民性だと思っていたんですが、そんな人ばかりではないんですね。 仕事の成果のために心身の限界まで働いてしまう、正社員になる為に頑張っても果たせない、大学を出たのに就職できないなどの悩みに寄り添ってくれる店主。 ストーリーと登場人物の配役が非常に良い。 熊本市にあるカフェ併設で珈琲も楽しめる橙書店を思い出した。2024/07/11

tamami

167
韓国の本格的な小説を読むのは初めて。自分の世界が少し広がったような気がする。同じ店やさんを舞台にした小説でも、人物の心理描写など日本の小説のそれと微妙に違っている印象を受ける。それは作家の資質の違いなのか、それとも両国の社会あるいは人間関係のあり方の違いが反映されているのか。異文化体験という意味でも、貴重な読書となった。登場人物が皆善人で、話の展開がやや好都合に運ばれすぎと思わないでもないが、本屋を巡る人々の成長物語として心が洗われる思いがした。韓国の小説作品が何冊も紹介されていて、認識を改めさせられる。2024/06/03

フランソワーズ

156
次々と閉店する書店業界。でも「独立書店」というのが増えてきた。それは日本も同じ。ヒュナム洞書店を立ち上げたヨンジュ、店のカフェでコーヒーを出すバリスタのミンジョン。そのほかにも店に集う人たち。みな何かを目指していた末に挫けたり、失ったり。そんな人たちが”ちょっとした息抜き”に、今までの枠から自由になった本屋ヒュナム洞書店に通ううちに、自分自身を認めてあげたり、新しい自分を発見したりする。そんな温かい空気感が漂う作品で、登場人物だけでなく、読む者の心をほぐしてくれる。2023/11/05

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