出版社内容情報
いつの時代も人は水と生き、水と闘う
生活用水を潤沢に得られるか、大河や海を交通ルートとして使えるか、水を動力エネルギーとして活用できるか。おなじみの世界史の流れを「水」を切り口に振り返り、次世代の水王者を予測する。
内容説明
世界史の謎は、“水”をキーワードにすれば解ける。古代から、水に挑み、水を味方につけたものが時代を制してきた。そして現代でもなお、水の戦いに勝つものが世界を制する。水をめぐる歴史ロマン。水が解明するパワーゲーム。
目次
第1部 大河の農耕、海の通商(地球と水;水と文明のはじまり;潅漑の帝国;地中海世界の形成;運河の中国文明;砂漠に咲いた不安定な文明)
第2部 ヨーロッパが一歩先んじた水革命(鋤、水車、商船;大航海時代;蒸気がもたらした富と力)
第3章 豊かな水を享受する消費社会の誕生(公衆衛生革命;水のフロンティア、アメリカ;巨大ダムが生んだ豊富な水とエネルギー)
第4部 水不足の時代(水は新しい石油;水に飢えたアラブ諸国は時限爆弾;アジアの巨人、インドと龍語句;先進国は水不足を好機に変えられるか)
著者等紹介
ソロモン,スティーブン[ソロモン,スティーブン][Solomon,Steven]
ワシントンDC在住のジャーナリスト。フォーブス誌のスタッフ・レポーター歴任。現在は『ニューヨーク・タイムズ』『ビジネスウィーク』『エコノミスト』『フォーブス』『エスクァイア』など新聞雑誌に寄稿
矢野真千子[ヤノマチコ]
翻訳家。兵庫県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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