内容説明
『イクナートンの冒険』からニューヨークに戻った双子のジン、ジョンとフィリッパ。世界中のジンが集まるダイス・ゲームの国際大会に出場するが、フィリッパが何者かに連れ去られた！ジョンの行く手には不思議な悪魔や怪物たちが待ちうけていて…。
著者等紹介
カー，Ｐ．Ｂ．［カー，Ｐ．Ｂ．］［Ｋｅｒｒ，Ｐ．Ｂ．］
英国の作家。１９５６年スコットランドのエジンバラ生まれ。バーミンガム大学で法律を学ぶが、法律家への道は進まず、広告代理店でコピーライターをつとめる。その後、フィリップ・カーとして１９８９年に『偽りの街』で鮮烈なデビューを飾る。ハードボイルド、警察小説、スパイ小説、哲学スリラー、ハイテク・パニック・スリラー、冒険スリラー、冒険ＳＦと、趣向のちがうエンターテインメントを提供する奇才ぶりを発揮して大物作家グループに名を連ねる
小林浩子［コバヤシヒロコ］
英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岬
7
さらわれたフィリッパをジョンが助けに行く話。あるいは、さらわれたフィリッパが家族の秘密を知る話。あるいは、ニールとアランが双子を助けて死にかけるがそのおかげで元の人間の姿に戻る話。あるいは、アイーシャの後継者探しのお話。あるいは、ライラが子供のために覚悟を決めるお話。2013/04/21
すばる
3
アランとニールが可愛すぎる！2016/10/18
Theodore
2
何よりも、「私たち女は協力し合わなければならない」というアイ―シャさんの台詞は名言だと思う。それから、女のジンの方が男よりも頭がよく、ゆえにブルー・ジンも女しかなれないという設定も素晴らしい。が、その分残念だったのは、話の展開がよくある『さらわれた女（妹）を助けに行く男（兄）の話』に終始してしまった部分。兄と妹の立場が逆ならもっと面白かったのに。2011/11/08
saori
1
フィリッパ、ききいっぱつ！！！いぬ（アランとニール）は、いちじは、しんじゃったかとおもったが、にんげんにもだって、いきかえってよかった。イブリスが、ふっかつしてしまった。2012/03/27
punto
0
追記。2007/03/17
