- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
次々と文化を消費する移ろいやすい世界に、軽やかに適応していく者たちは誰か。モノを所有するのではなく、様々なサービスを享受するための「アクセス権」にこだわる先進各国の若者、企業、行政、家庭などの姿を通じて、21世紀に大きく広がるであろうハイパー資本主義の全てを解き明かす。
目次
第1部 次なる資本家が生まれつつある(アクセスの時代への突入;ネットワークが市場に取って代わるとき;無重量の経済;アイデアの独占;サービスならざるものなし;人間関係の商品化;生き様としてのアクセス)
第2部 文化的共有財産の囲い込み(資本主義の新文化;文化景観の発掘;ポストモダンの段階;つながった者とつながっていない者と;文化と資本主義のエコロジーに向けて)
著者等紹介
リフキン,ジェレミー[リフキン,ジェレミー][Rifkin,Jeremy]
文明批評家。ワシントンに自らの財団を持ち、企業へのコンサルティングや執筆活動に腕を振るう。ロサンゼルスタイムズなど、各種新聞・雑誌に定期的に寄せるコラムも好評を博している
渡辺康雄[ワタナベヤスオ]
1956年新潟市生まれ。国際基督教大学卒。同大大学院修士(比較文化)。84年渡米。6年間ミシガン大学大学院博士課程(比較文学)に在籍。ミシガン州立大学講師(日本語、東洋古典文学)、ミシガン大学講師(日本語)、同大ビジネススクール講師(ビジネス日本語)、デトロイト補習授業校高等部教諭(国語)兼副教頭を経て、現在同時通訳者・翻訳者・コンサルタント。デトロイト地区通訳者連盟JAEPIAD主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。