内容説明
孤児院の少女時代、歌手を経て、帽子デザイナーとして出発した“モードの女神”。シャネルには驚くべき愛の悲劇が隠されていた…。シャネル“謎”の青春時代と生涯最愛の男との愛を鮮烈に描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐるぐる
8
ココ*シャネルの生涯や言葉を綴った本は、多いけれど私生活の部分を深く切り取り、小説として発行されたのが本書が初めてとのことで、図書館で見つけた一冊。 シャネルの香水をまとって颯爽と歩く女性に憧れてた高校時代、あの頃はどんな生き方をされてたとか知らなかった。 本書読んで、今なお愛され続けられるブランドの裏には、最愛の人と寄り添い身を焦がしても、沈むことなく、生まれた環境にも屈せず、自分自身で切り開いてきた彼女そのものが今も生きてるのだと思った。シャネルが似合う女性になりたい。 女性として、とても憧れます。 2020/03/01
あつこ
2
面白かった!!逆境に負けずビジネスでどんどん成功していくのに名声よりも愛する男性との結婚を求める姿はステキ。最後生涯愛した男性の葬儀に参列しなかったというのにも真の強さを感じた。2011/08/02