内容説明
美しい自然、人間のやさしさ。心に残る憧憬でつむぐ珠玉の作品集。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
松風
23
移民の疎外感の物語だが、全編浅い春のまだひんやりとした光に包まれているよう。2016/03/23
Shinya Fukuda
1
風景描写が多く、ストーリーに変化がなく読んでいて退屈だった。似たような短編が連続するので終わりの方になると少し慣れてくる。この中では「雨季」が一番わかりやすいと思う。ギャビーを愛しながら相手にされず、一生待ち続け最後一緒に墓に埋葬されるティ・ポポが悲しすぎる。イニは個性がなく墓を建てるためだけに登場しているようだ。友人のアナンタもいてもいなくても余り変わらない人物。ジャンがどうなったのか少し気になる。末路を明らかにしないのは尻切れトンボみたい。2019/11/19
kinaba
0
「あたし」って一人称への訳、相当意図的でなければできないと思うんだけど、どういう狙いだったのだろう。これが「わたし」ではない、という読みができなかったので多分自分は読み切れていない2014/04/23
Maumim
0
詩的で美しい世界なんだけど、粗雑に読んでしまった。2012/12/02